正面でなく側面ギリギリで見てほしいです。
お墓まで 階段にして下さい。
令和だということを忘れてしまいそうな石段。
苔むした石段と、ずっとここにあったんだろうな、というお地蔵さま。
本や映像でしかみたことのない景色がありました。
本堂内陣欄間の彫刻が初代「波の伊八」によるものです。
大作ではないものの、精緻かつ流麗な表現ゆえ見ごたえがあります。
近世の伽藍は関東大震災により軒並み倒壊したため、現在の本堂はその後の再建となりますが、欄間をふくめ旧材を可能な限り活かしているので、いまなお往時の風情をしのべます。
本堂へと至る苔生した石段も素敵です。
公共交通機関でのアクセスは限られていると言うか実質ないので、レンタカーかタクシーとなります。
地域の檀家寺で観光客向けの看板も告知もなく、本堂は拝観自由です。
正面の重たい引き戸を開ければ中に入れます。
由緒によると、武田信勝が開祖と書いてあるが、甲斐武田氏勝頼の子ではないよね。
真里谷武田氏だと思う。
山門までの階段が苔むしていて、なんとも言えない空気感。
素敵な場所。
名前 |
智蔵寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
本堂の欄間の龍が素晴らしいです(波の伊八 作です)超立体彫りなので、正面でなく側面ギリギリで見てほしいです。