善通寺師団への入隊者などが越えて行きました。
三頭大権現・金毘羅大権現 鳥居 / / / .
パーキングからプチ登山ほぼ登山道で鳥居は、境界線みたいなもので社とかは、ありません。
三頭越に至る谷沿いの登山道はユキワリイチゲが咲いていました。
この地蔵は珍しい‼️
何も無い、見晴らしも悪い、案内図も阿波側が無い。
かつては阿讃越えの重要な峠として金比羅詣でや借子牛、善通寺師団への入隊者などが越えて行きました。
今は人影の途絶えた峠には鳥居と天狗像(猿田彦)と乳房像(天細女命:あめのうずめのみこと)が向かい合って立っています。
竜王山と大川山を結ぶ阿讃山脈の縦走路の鞍部に、この峠はあります。
残っている鳥居は讃岐側が三頭大権現、阿波側か金毘羅大権現、いわゆる両面鳥居です。
安政四年(一八五七)、阿波美馬郡川原町の吉野川の川船の船頭衆の寄進です。
鳥居には珍しく「いはまくも あやにとうとく 世の人を みまもりませる神ぞこの神 忠直」と歌が刻まれています。
鳥居の南には道標があり「こんひら道 大門まで十七里 左馬道」とありま。
そして御幣を持った天狗地蔵ともいう猿田彦神、向いあって乳房地蔵ともいう天細女神が、何ともほほえましい光景で立ちます。
猿田彦神は降臨した天孫を案内した神、天細女神は猿田彦神をそうさせた神、そこで二神を道の神として祀ったものでしょう。
三頭越が峠の道として有名なのは、通る人の多さもさることながら、鳥居とこの二神の存在が大きかったようです。
猿田彦神の背後には、公一印の燈籠の竿部と台座、横に数十名の人名を刻した碑があります。
阿波側に進むと竹薮の中に茶店=旅籠の跡があります。
三頭越が記された記録『讃遊詩草』には阿波今津の僧才玄が、文化五年(一八〇八)九月に、三頭茶店に投宿した時の詩が載せられています。
道も良く、西国三十三観音に守られながら、三頭神社参道広場に出る。
ここでは、かつては市も立つたといいます。
さらに尾根をI㎞行くと三頭神社です。
とてもきれいな景色を楽しみながら歩けます。
三頭峠を目指して沢歩きをしましたが、「もののけ姫」のシシガミの森へ続く沢歩きをしているアシタカの気持ちでした。
頂上の峠には展望はありませんが、ベンチがあるので小休憩するのにもちょうどいいです。
寒風~竜王への縦走もできるので、山歩き好きな人やトレラン好きにはおすすめしたいコース。
短い距離で歩きたい人は沢上りをして三頭山で展望を楽しみ、下山するのがおすすめです。
名前 |
三頭大権現・金毘羅大権現 鳥居 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
竜王山寒風越方面雨の日は登るのが大変な急坂があります。
道をはずした方が上がりやすいです。