1974年の三角ビル竣工時からずっとここで所有され...
今回設置されたピアノは、1974年の三角ビル竣工時からずっとここで所有され続けてきたヤマハのセミコンサートグランドピアノ C7 。
まず何より昭和49年の新宿に既に三角ビルが存在していたという事実に私は途方もないノスタルジーを感じるのですが、ピアノの白鍵に象牙が使われていることに、その歴史を垣間見ることができます。
というのも、このピアノが三角ビルに納入された当時はワシントン条約発行前だったため、ヤマハは量産ピアノの鍵盤に象牙を採用することができたのです。
※現在では象牙材の輸入が禁止されているので象牙鍵盤は基本的に量産できません。
いまとなっては人工象牙などの優れた鍵盤材料が使用されるようにもなりましたが、やはり天然の象牙は希少性の高さから相変わらず一定の価値が認められています。
リニューアルによって真新しくなった三角広場に置かれた一台のアンティーク グランドピアノ。
新宿が発展してきた歴史に思いを馳せてみるのもまた、ひとつの楽しみ方かもしれません。
ピアノ解放日や解放時間は不定期なので詳細は現地のカレンダーおよび三角広場公式サイトのお知らせにてご確認ください。
大屋根は開きません。
◆禁止事項・連弾、歌唱および他楽器とのセッション・営利目的の利用。
名前 |
三角ピアノ |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.0 |
時季的なものがありますが、屋内ではあるものの、空調が効いていない大きな広場の片隅にあるので、2月の朝1番ではピアノの鍵盤がが冷え冷えで、期待ハズレでした。