狭い柳小路にひっそりとある明神様。
森見登美彦”氏の著書『聖なる怠け者の冒険』、朝日新聞で連載されていたらしいこちらの作品の主な登場人物に“ぽんぽこ仮面”なる八兵衛明神の使いを自称する人がいるらしい実際の神社は狭い通り(路地?)の途中にひっそりと佇んでいる。
柳小路界隈は、昔、歓喜光寺というお寺の境内でした。
そこに、狸が3匹住んでおり「八兵衛さん」「七兵衛さん」「六兵衛さん」と呼ばれていました。
その後、この辺りが整備された際に、その狸達を「八兵衛明神」「七兵衛衛明神」「六兵衛衛明神」と祀り、地域の鎮守社として創建されたらしいです。
この八兵衛明神は隣の「御ニ九と八さいはちべー」店主が現在、改修や管理をしており、信楽焼きの狸の「八相縁起」の八と「八兵衛さん」の八を掛け、信楽の狸が八体置かれています。
それぞれに【商売上達】【招恋】【幸福満々】【成績良好】【心身健康】【金運最高】【勝運良調】【家内安全】のお狸さんとして祀られているとのことです。
また”ぽんぽこ仮面”(森見登美彦作品「聖なる怠け者」)が多数目撃されていることでも「一部で」有名です。
なお、六兵衛明神はスーパーホテル京都に、七兵衛明神は戦争中に空襲から守るために公園の西側にある「丸ニ食堂」が引き取り、今も食堂の神棚に祀られています。
狭い柳小路にひっそりとある明神様。
こんな場所にあるとは驚きです。
ちょっと近代的で胡散臭いが、昔この地にあったお寺の境内に住んでいた狸を祀っているらしい、他所に六兵衛・七兵衛明神もあるらしいので探してみては?
柳小路界隈は、昔、歓喜光寺というお寺の境内でした。
そこに、狸が3匹住んでおり、「八兵衛さん」「七兵衛さん」「六兵衛さん」と云いました。
時代がくだり、寺地が摂取され新京極が生まれ、繁華街化が進み、のちに3匹を祀り地域の鎮守社とし六、七、八兵衛明神の3社が創建されました。
名前 |
八兵衛明神 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.1 |
入口に柳が植えられた約70m程の細く短い通りである柳小路の道中にあるのが八兵衛明神になります。
八兵衛明神の創祀は不明ですがこの辺りは近世まで歓喜光寺の境内であったが、明治5年に京都府参事槙村正直が新京極通を開通させたことにより、映画館や寄席が立ち並ぶ繁華街になった。
元々は豊臣秀吉が京都市中のお寺を寺町通りに集めた事で歓喜光寺も寺町にあり歓喜光寺の境内には、六兵衛・七兵衛・八兵衛という3匹の狸が住んでいたと伝えられ、それぞれが六兵衛明神・七兵衛明神・八兵衛明神として3匹を祀り地域の鎮守社とし六、七、八兵衛明神の3社が創建されたㇳのことです。
現在、八兵衛明神は気軽に参拝出来ますが残りの六兵衛明神がスーパーホテル京都、七兵衛明神は丸二食堂と、それぞれ近隣で祀られているらしいですが祀られている所がハッキリわかりません。
森見登美彦氏の小説「聖なる怠け者」に登場する小さなお社が八兵衛明神になるらしですね。