近鉄は乗車券販売機すら設置されていない。
2023年1月初訪問。
電車の前面展望からこの駅の構内が見えた時、即座に思ったのは「これは備後落合だ。
備後落合と同じ匂いがする」という感覚。
広島県の芸備線備後落合駅に比べれば吉野口のほうがよほど都会です。
駅の規模も大きいし、駅員さんだっています。
しかし、同じ匂いがするというは「昭和の鉄道隆盛期の雰囲気を色濃く残す山間のターミナル駅」感や「地理的に偶然この場所がターミナル駅として選ばれただけで、この場所に特別何かがあるわけではない」という共通点からかなと。
とにかく駅構内のあちこちに昭和が息吹いています。
まず駅舎が古い!足元の御影石なんてこれまで何人の人に踏まれてきたのだろうか?というほどだし、待合室の広さも木製の長椅子も素晴らしくレトロ!駅舎に関しては、開業以来のものというので、そうなると昭和どころか明治ですからね。
これ、登録有形文化財にならないのはなぜでしょうか?鉄ちゃん的には、JR西日本書式の近鉄駅名標というのも味わい深いものと思いますが、それより注目したいのは乗換案内版で「近畿日本鉄道線」と表記されているところ!「近畿日本鉄道線」って、、、「近鉄線」でしょ、普通は。
こういう統一性のない表記のおかしなところも昭和感が感じられます。
今となっては持て余し感満載の長大ホームもまさしく昭和な感じ。
急行しらはまとか急行紀の川とかいうディーゼル急行がいつ入線してきてもおかしくない情景。
でも実際、入線してくるのは結構新鋭の227系だったりするという皮肉。
駅構内だけを見れば、ここはJRと近鉄の乗り換え駅ではない。
国鉄と近鉄の乗り換え駅だ。
という感覚に陥ります。
良い駅です。
JR和歌山線と近鉄吉野線が接続します。
JR管理のため、近鉄のホームにもJRテイストの駅名標が設置されています。
駅舎からトイレ迄レトロ感満載なJRの簡易委託駅、近鉄は乗車券販売機すら設置されていない。
改札出口には、此の駅は吉野駅ではありませんと誤乗ならぬ誤下車防止の注意喚起の貼り紙が書かれています。
JR和歌山線と近鉄吉野線の接続駅で近鉄の橿原神宮前行と和歌山線の和歌山.五条方面の電車は同一ホームの2番線3番線で乗換えが可能で、全国的に稀な存在です。
電車内で交通系ICカードの利用方法のアナウンスが流れます。
また例外はあるものの、運転本数の少ないJR線到着出発に合せた運行ダイヤに接続可能な電車は近鉄もなっており、しかも両鉄道共に列車交換を当駅で行なうのでJR近鉄の待ち時間なしでスムーズに乗換えが出来ます。
JR西日本・近鉄の共同使用駅でJR西日本が管轄。
全旅客列車が停車する。
ICOCAやPiTaPaの交通系ICカード対応。
JR西日本の管轄駅なので近鉄の駅名標もJR仕様になっているのがこの駅の特徴である。
現在は、駅弁は改札外で販売されているが、2018年5月以前はみどりの窓口がない駅としては珍しく駅構内で駅弁が販売されていた。
2005年度のJRの平均乗車人員は862人だったのに対し2012年度には583人と年々減少し、2005年11月8日の近鉄の乗降人員も2187人だったのに対し2018年11月13日には1327人と年々減少してきている。
駅からは御所市コミュニティバス(ひまわり号)が発着しており、1回100円(小学生以下無料)で利用できる。
JRと近鉄の乗り換え駅です。
近鉄特急の停車します。
いつ訪れても「のんびり」とした空気を感じます。
分かりにくいです。
素敵な駅だよ。
JR和歌山線と近鉄吉野線が一緒になる駅。
人はまばらでしたが、意外とホームは広い駅です。
駅前は何も無いですよシンプルで良いですが。
近鉄吉野線とJR西日本の乗り換え駅です。
ここから吉野山までもうすぐです。
名前 |
吉野口駅 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
2017年4月に、ナビに惑わされてたどり着いた駅。
7年ぶりになります。
今となっては懐かしい。
今回は、駅前にある柳屋さんで、伝統の駅弁絹巻時雨寿司を買おうと訪れました。
かつては駅構内で販売していたそう。
近鉄とJRが乗り入れる無人駅で、クラシックな趣きがあります。