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名前 |
造り酒屋の屋敷(旧木村家) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
古い家並が続く風情ある裏通りに建つお屋敷です。
以下、説明文より、江戸時代、捕鯨業と並び小値賀の主要な産業の一つに酒造業があった。
旧笛吹村では小田、小西、亀屋、木村、田口、浜田等があり旧前方村では、近藤、藤松、旧柳村では松本があった。
明治五年(1872)の記録では、酒造高625石であったことが分かっている。
詳細な理由は定かではないが、酒造業は明治30年頃までに相次いで廃業となった。
蔵人たちは新たな働き場を求め、平戸や県北地域などに出稼ぎに出るようになり、次第に九州全域まで及び、小値賀杜氏と呼ばれ活躍した。
本物件は酒造業で財を成した木村家の屋敷である。
建築年は明治七年(1874)と古く、本町を代表する近代建築物の一つである。
かつて敷地内には屋敷とともに酒蔵があった。
時の経過とともに、アルミ製のサッシや玄関戸、陶器瓦等の新建材が用いられていたが、古い町並み保護の観点から、平成28年(2016)、現在の所有者である川崎氏の手によって、建築当時の姿に復元された。
小値賀町教育委員会。