名前 |
チンクの墓場 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
赤く錆びたコンテナの上に、1960年代を代表するイタリアの大衆車、Fiat 500が6台も乗っています。
2012年ぐらいから定点観測していますが、かなり劣化が進行しており、真っ赤に錆びた個体もあります。
中でも、南側に並べられた3台の中で、バンボディのFiat 500 Giardinieraがレア度が高いです。
「フィアット・チンクエチェント・ジャルディニエラ」・・・Giardinieraは、Google翻訳によれば、イタリア語で「庭師」を意味するようです。
庭師さんが主要顧客だったのでしょうか。
^^Fiat 500のバンボディとして1960年から1968にかけて作られたクルマでした。
その後、ブランド名をアウトビアンキ銘に変更し、1968年から1977年まで生産され、合計327,000台も作られたようです。
FIATブランドは1968年までですから、この個体は若く見積もっても54歳ってことになりますね。
いずれにしても、赤鏥が好きな方、滅びの美学に萌える方、チンクェチェントがお好きな方には、まさしく聖地とも呼べる場所だと思います。