名前 |
下平尾地蔵堂 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.0 |
下平尾地蔵堂と言う。お堂には地蔵菩薩、庚申塔(こうしんとう)が二体づつ鎮座する。庚申塔は、何れも青面金剛で一面六手合掌型の造形 である。庚申塔左側より、●舟形光背型 日月 青面金剛像 三猿 「奉建立青面金剛尊像」「正徳甲午年九月日」(1714) (市・庚申塔13号)※昭和50年代の市、刊行物の写真では上・辺縁部の割れや補修は見られないことから近年、破損・補修されたようで残念だ。●角柱型 日月 青面金剛像 三猿 二鶏 「文化元子四月八日」(1804)「下平尾村 願主石井平蔵」 (市・庚申塔27号)地蔵菩薩塔左側より、●地蔵菩薩塔(立像) 享保9年(1724) (市・経典供養塔第4号)●地蔵菩薩塔(坐像) 文化6年(1809) (市・大願成就供養塔第2号)その他●道標 年代不詳 (市・第27号道標)右「向左 麻生 神奈川 熊ヶ谷 原町田 金程 高石 登戸 東京」表「向右 坂浜 府中 及調布 東京 左 古沢近道(平尾谷戸通り)」左「向左 五力田 片平方面」裏「稲城村青年団平尾支部」※1930年代頃まて、この道がメインの頃(つくい道へ抜ける)ここの丁字路と先の丁字路(変則十字路だったようだ)の案内を記している。市の調査によると平尾には5つの庚申塔が確認されている。この地は旧名、爆竹場(ばくちくば)と呼ばれていた。ここは四つ辻付近での祭事(どんど焼きなど)が行われ、花火の爆竹では無く竹などを燃やし"はぜる音"からきていると言う。(いなぎ歴史探検MAP より)