名前 |
春日神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
048-527-0885 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
小島春日神社(こじまかすがじんじゃ)御祭神 天児屋根命 武甕槌命 経津主命 比売神境内社 八坂神社 伊奈利神社 天神社 三峰神社 宝登山神社 道祖社由緒小島村 春日社 村の鎮守なり、西光寺持、下二社も同持なり。
天神社 稲荷社 高根権現社(「新編武蔵風土記稿」参照)「小島」は河川によって生じた地名で、大昔ここを荒川が流れていたことが知られています。
また、大明神の小名は、当神社が「春日大明神」と呼ばれたことから起ったものと思われます。
当地から石原にかけて、多くの古墳があります。
殊に隣接の広瀬には、お供え形で有名な古墳後期の国指定宮塚古墳があります。
これは、当地域が古くから開かれていたことを物語っています。
当神社は、社伝によると、鎌倉時代に源家が滅亡し、北条氏が執権政治を始めた年に当たる承久元年(1219)三月、奈良の春日神社から神霊を遷したといわれています。
勧請の理由は伝わっていませんが、「風土記稿」から江戸期の県内春日神社を拾ってみると、秩父郡六社・大里郡五社・入間郡三社の順で、大里郡は二番目です。
これは「延喜式」に、春日神社の本社である河内の枚岡神社の封古(神社の経済を支えた民)が武蔵国に置かれたとの記事があり、あるいは、このことと関係があるのかも知れないとも考えられます。
「風土記稿」は「春日社 村の鎮守なり、西光寺持」と載せています。
西光寺は天台宗で、小島山無量院と号し、寛永年間(1624~1644)の創建と伝わっています。
明治四十二年(1909)地内の稲荷社・天神社・八坂社、及び当神社の飛地境内社道祖社を合祀しました。
(「埼玉の神社」及び「境内案内板」参照)