名前 |
溝上社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
JR中央本線「茅野駅」から車で約10分、徒歩では約35分、中央自動車道「諏訪インター」から車で約10分の「茅野市宮川」にある「諏訪大社上社前宮」参道入口鳥居付近の小さな石の祠が「溝上社(みぞがみしゃ)」で、「上社」上十三所(ほかに中・下十三所ずつの計三十九所)の「摂末社(せつまつしゃ/神社本社とは別に境内あるいは近隣境外にある小規模な神社のこと)」のひとつだ。
祭神は「建御名方神(たけみなかたのかみ)」の母とされる「高志奴奈河比賣命(こしぬなかわひめのみこと)」といわれ、祭事は8月25日に「溝上社祭」がおこなわれる。
現地掲示に「水眼の清流をたたえた『みそぎ池』の中にあり、西の方に『神の足跡石』があった」(昭和49年4月)と案内されているが、「御射山(みさやま)」へ出発する際にまず参詣された社だという。
「諏訪大社」の狩猟神事「御射山祭(みさやままつり)」では、下社「霧ヶ峰高原」上社「八ヶ岳」南麓にそれぞれある「御射山」で、定例的神事としての「巻狩(まきがり/狩場を四方から囲んで獲物を負い込んで捕える共同狩猟形態のひとつ)」がおこなわれる。