名前 |
耳ノ木神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
常盤姫の哀話のお社。
珍しい名前の神社で、次のような言い伝えがある。
今から約700年程前、明智の豪族の娘 常盤姫がこの地を領していた土岐頼兼の妻となったが、ある時、姫の衣擦れの音をおならの音と聞き違えた家臣達から嘲笑を受け、それを苦にして川に身を投げてしまった。
その時、杉の若木を切って杖にしていたのを川岸に突き刺しておき、それが根づいたのを見て、人々は姫の潔白を知ったのである。
そして自分たちの耳の誤りを深く恥じ、そこに耳木神社を建てた。
祭神は高御産巣日之神(たかみむすびのかみ)という古事記の最初に出てくる神で、「天文9年(1540)奉上葺耳木大明神」の棟札があることから、ずいぶん古い由緒をもつ神社ということが言える。