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本堂の左手に妙見社があり、その妙見社の左手に句碑があります。年月が過ぎ、表面も薄れてきてよくわかりません。「春もやゝけしきとゝのふ月と梅」元禄六年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。春の訪れとともに景色が整い始め、月と花が美しく調和していることを表現。具体的には長い冬が終わり、梅の花が咲き始めることで春の気配が感じられるようになり、更に、月の光が、その美しさを引き立てている情景を描いている。