静かな岩殿山で仏像鑑賞。
天台宗 明静院の特徴
古代の伝承が息づく場所で、大国主命と奴奈川姫の物語が広がっています。
国宝の大日如来像が安置され、訪れる価値のある仏教寺院です。
上杉の里にある謙信公のお墓と、静かな自然に囲まれた景観が魅力です。
2024年11月3日・4日に国重文の大日如来坐像の特別御開帳があったので訪問してみた。こじんまりしたお堂に立派な仏像が安置されていた。住職から興味深いお話しが聴けて満足!
天台宗の寺院である明静院は、古代に大国主命が奴奈川姫との結婚生活を贈ったら窟があり二人の子供であるタケミナカノミコトはここで生まれたとの伝承があります。現在、同寺院にある大日如来像は平安時代後期の1130年頃に作られたようです。当初、越後国分寺はこの寺院であったとの見解を示す研究者もいます。16世紀の戦国時代に上杉謙信の厚い帰依を受け謙信の墓所がこの地にもあります。江戸時代前期の元和5年(1619)、高田藩主・松平忠昌が家老に命じ上杉謙信の墓所の供具料としてこの寺院に12石地代永代寄進をし、守護をつとめました。昭和初期には高松宮妃等の皇族の方々が来拝されています。
弘法大師が硯を作った岩や謙信公のお墓があったりと、敷地はさほど広くはないですが見学出来る事が色々と在ります。参拝に行く時は、晴れた日で軽自動車で行くことをお薦め致します。
御朱印頂けました。有り難う御座います。大国主命様と奴奈川姫様が御結婚しこちらで生活し諏訪様がお生まれになった、こんなにすごい所が有るのでもっと皆様に知って欲しいです。
岩殿山山中、細い道を上ったところにある天台宗の寺院で、国の重要文化財(昔は国宝)の大日如来像があることで知られていますが、事前連絡必要で到着は夜になってしまったので仏像の拝観は諦めました。神話時代、大国主命と奴奈川姫が結婚し、建御名方命が生誕された岩屋があり、天平年間その故事に感銘した行基菩薩が当寺を建立したと伝えられた、という歴史には驚いてしまいます。岩屋には諏訪神社があり、真っ暗だったのですが雰囲気満点の場所でした。また、弘法の硯岩なんてのもありました。上杉謙信も大日如来像に帰依していたそうで、謙信のお墓もあるそうですがどこかわからず諦めましたが、本堂の裏にあるようです。
こちらは新潟最初の国宝の仏像があります。また、諏訪大明神出生の岩屋がある諏訪神社も境内にあり、上杉謙信のお骨もまつられています。
国宝大日如来の拝観料は500円。御朱印はスタンプ押したものです。道も悪くめったに人も訪れないところでしょうが、不思議なオーラ光が見れました。建御名方命誕生の地という事で、能生にある奴奈川姫の産所もあわせて訪ねてみては。
参道が狭いので車で行くには大変ですが、大日如来は見応えがあります。
諏訪大明神のふるさとが、上杉の里にあって、しかも謙信公の墓が同居しているとは!
| 名前 |
天台宗 明静院 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
025-543-9800 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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お寺さんですが、神社の様な場所。大国主様と奴奈川姫が住み諏訪神タケミナカタ様がお生まれになった窟があるが、古くからある国宝がある事も考えると怪しい場所ではないのが面白い。本殿右に謙信公のお墓もあり。道が未舗装で狭いので大型車は厳しい。