国頭ドライブで発見!
安波土地改良区記念碑の特徴
昭和52年に返還合意された歴史的な地がある場所です。
農業生産の向上を目指すため整備された濃厚な土地です。
強酸性赤土色土壌を活用した農業の歴史を感じられます。
国頭へのドライブ中に発見。もともと国有地で米軍用地として提供されていたところを、復帰後に安波地区の農地拡大のために払い下げられ、土地改良事業が行われたこと示す記念碑でした。
| 名前 |
安波土地改良区記念碑 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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この開発地は、もともと国有林野で日米両政府間の地位協定によって軍用地として提供された地域でありましたが、安波区はもとより耕地面積が少ないことから戦前戦後と山依存による生活が余儀なくされたことから農地を拡大し農業生産を増し、農家経済の向上を図るため農地開発事業を目的に昭和四九年村を始め県政府関係省方に対し 国有林野土地の活用払い下げを要請致したところ 国始め熊本営林局の御配慮と日本合同委員会の御高配によって昭和五二年十月十五日一三一□が返還合意され、同日基本計画策定が承認、全体実施設計が着手、昭和 五三年度から県営農地開発事業として採択 着工 昭和 六〇年度には造成地 七四haの甦る大地が見事完成されましたところがこの圃場の土質は強酸性赤土色土壌で保水力に乏しくかんがい施設は急務とされておりましたが、農産物の自由化等に対し、生産性の向上、地作物への転換の円滑化等農業経営の合理化を図るため平成 二年度に県営緊急畑地帯総合整備事業が採択され畑地かんがい営農用水施設土層改良農道が整備されたことに 七四heの耕地に散水可能となり 「水無し農業」からの脱却が図られ今後の農業運営安定に大きく寄与するものと期待されている。今この地は広大な平地に変貌しパイン キビ 花卉等の産地として大きく飛躍を遂げてあります。ここに関係機関に深く感謝の意を表し強く心に銘じ永く我が字の発展に資することを祈念してこの碑を建立する。安波土地改良区\t平成 五年 三月吉日-碑文より-