古き良き萱津で、蝶舞う街道の旅。
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| 名前 |
実清稲荷大明神・黒龍大善神 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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[ひらひらと舞う蝶たち鎌倉街道は、いまはむかし]萱津は古くから街道の拠点でした。東海道の大河の手前に立地し庄内川・五条川の前の渡しという街道の節目でした。ここには、源頼朝など有名人も宿泊した記録が残ります。古代、倭健の時代の旅は、一般的には野宿でした。それが中世になると富や身分のある人は地元の長者の屋敷に泊まりました。萱津でも、上萱津には高見長者や上野長者、中萱津には鴻之巣長者、下萱津には真那長者などの屋敷があったといわれます。その後、街道を通る人が増えると旅宿を業にする所が現れました。付近では市が開かれ次第に賑やかな宿へと成長していきました。この界隈の鎌倉街道は、お寺や神社が並ぶお寺の銀座通りのような様相です。まず、川沿いには萱津神社坂を下ると左に正法寺があります。街道を南に進むと右側に妙教寺、少し奥に妙勝寺と日蓮宗の寺が続きます。萱津の街道沿いには日蓮宗の寺が多いのも特徴です。この妙教寺(日蓮宗)は長永山と号し,現在の名古屋市中村区米野町の観音堂を移して創建されました。当初は妙見堂と呼ばれましたが昭和17年(1942年)に現在の寺名となりました。かつては境内に妙見堂の三本松と呼ばれる名松があり,街道を行き交う人々の目を楽しませていたと伝わります現在は1本のみが残されています。そんなお寺に鎮座する、お稲荷さまと黒龍さまです。実力派2大巨塔とも言える存在です。私が祠の前に立ち、参拝をしようとすると、それぞれの祠の後ろから、白い蝶が舞い上がります。2頭の蝶は、私の方へひらひらと近づき、横をすり抜けて白い花めがけて舞っています。思わず蝶に手を合せ参拝。その後向き直り、社に参拝。このお寺の住職様はお花がお好きなようで、素敵な寄せ植えが供えてありました。参拝させていただきありがとうございました。