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小さく短い橋だけど、用途に謎めいたところがあって面白い。「橋の東側勾欄、中の間が張り出しになっていて、勾欄の高さもここだけが高い。いわゆる「桟の間」の形式をなしている。この橋でも昔はなにか海水を汲み揚げることがあったのではなかろうか。この名まえが揚水橋ということからしてそう思われる。大潮の満潮時、ここから潮を汲み揚げる儀式があったとすれば、なんとゆかしいことではないか。ちなみに、今この桟の間の前の海中にすえられた手水鉢には”天正廿壬辰年九月吉日”の刻銘があり、手水鉢としては古い部に属する。桟の間から昔清水を汲んだとも聞く、そうであったかも知れない、その跡に手水鉢を置いたとすれは甚だ合理的である」(『宮島の古建築』岡田貞治郎)。