兄弟のために捧げた庵の道。
虎女の文塚跡の特徴
本殿向かって左手には道祖神が佇んでいます。
十郎のための供養を胸に秘めた史跡です。
故郷に帰った後も庵を結んだ想いが感じられます。
十郎のため、兄弟のために出家して供養のために諸国を廻り、故郷に帰ってからも庵を結んで生涯を十郎のために捧げた。人生を賭けて十郎をお慕い申し上げている人が、その想いを断ち切るということはないでしょう。
| 名前 |
虎女の文塚跡 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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本殿向かって左手に道祖神がありました。路傍の神々には地域性があり、神奈川県では相模川から小田原にかけて双体道祖神が多くあり、一部が男根形状です。こちらは鎌倉時代の曽我氏との由縁がある場所ですが、周囲の宅地化で居場所を無くした道祖神を移して祀られています。奉納者や御祭神は彫られていませんでした。