静寂の中に佇む鉄鼠の魅力。
鉄鼠像の特徴
平安時代の妖怪・鉄鼠をモチーフにした彫刻が魅力的です。
鳥山石燕や月岡芳年の作品にも登場する妖怪の展示があります。
鉄より硬い体を持った大ネズミが特徴の歴史的な存在です。
出身地は滋賀県の比叡山。
鉄より硬い体を持つ大ネズミの妖怪。奥さんは猫妖怪の五徳猫。鬼太郎と争うが最終的には和解し滋賀県代表の妖怪四十七士として覚醒する。
ネズミさんです。
園城寺(三井寺)の僧頼豪が死後怨霊となったのがこの鉄鼠「平家物語」「太平記」にも出てくる歴史的な妖怪鳥山石燕や月岡芳年の浮世絵の題材にもなっているアーティスティックな妖怪でもある。
鉄鼠(てっそ)は、平安時代の園城寺の僧頼豪の怨霊とネズミにまつわる物語に出てくる妖怪です。「鉄鼠」の名は「画図百鬼夜行」の作者である鳥山石燕がつけた名で「平家物語」の読み本である「延慶本」では頼豪の名をとって頼豪鼠(らいごうねずみ)、江戸の頃に書かれた『狂歌百物語』ではその由来である三井寺(園城寺)の名をとって三井寺鼠(みいでらねずみ)とも言われていました。また、鉄鼠の名前は、京極夏彦作の推理小説『鉄鼠の檻』の題名に採用されたことでも知られるようになりました。昔から物語の題材として使われていることが良く分かります。
| 名前 |
鉄鼠像 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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水木しげるロードの賑わいから一歩離れた静寂の中に、読経のような低音の唸り声を響かせて佇んでいるのが「鉄鼠(てっそ)」の像です。平安時代、比叡山への怨念を抱いて死んだ高僧・頼豪が、八万四千匹の鉄の歯を持つ鼠と化して経典を食い荒らしたという、壮絶な執念の物語。ブロンズ像では、法衣を纏った鼠が牙を剥き出しにし、凄まじい眼光でこちらを睨みつける姿が、水木先生の描く「宗教的狂気と怪異」の融合として見事に造形されています。注目すべきは、今にも経典を噛み千切らんとする鋼鉄のような歯と、筋張った鋭い爪の緻密な描写です。その身に纏う僧衣のひだ一つ一つにまで、かつての高徳な僧としての矜持と、それを上書きするほどの激しい怒りが刻まれています。ロードの喧騒にあって、この像の周囲だけは古刹の奥底に潜む闇のような、重苦しくも厳かな空気が漂うかのよう。権力への復讐心が生んだ、この最凶にして最古の「鼠の王」と対峙すれば、人間の抱く執念がどれほどまでに強大な怪物を作り出すのか、その一端を肌で感じることができるはずです。