可動橋で水路を確保、安治川橋の歴史探訪。
安治川橋顕彰碑の特徴
橋が中心部で回転する様子が見られた歴史的スポットです。
大阪の橋にまつわる貴重な遺構が残されています。
安治川橋の歴史を知ることができる場所です。
大阪川口、中央線から古川橋線入り安治川手前左側にある碑。
安治川橋は明治6年(1873年)に架けられた橋で、マストが高い船が川を行き来する際にマストが橋にぶつからないよう、橋の中央部分の橋桁が旋回して船の通り道を作る“可動橋”という珍しい構造の橋のだったそうです。当時の人たちはこの様子を方位磁石の針が動くようだということで“磁石橋”と呼んでいたのだとか。しかし明治18年(1885年)に発生した淀川大洪水で上流から流されてきた流木などが橋桁に引っ掛かり、そのせいで付近が洪水になる危険性が生じたため、工兵隊の手によってやむなく爆破・撤去されてしまったそのだとか。大阪にこんな橋があったなんて、なんだかロマンチックな感じさえしますが、こちらの顕彰碑自体は人通りの少ない町の辻にポツンと建てられた感じで、なんだか淋しげにも感じました。
かつて安治川に船を通す為に橋の中央部が回転して8mの水路を確保できたらしい。当時の人にとっては遊園地並みのアトラクションだったのかもしれない。実際の写真には数々の人が中央部にいる写真が確認されている模様。水の都大阪なのに歴史的な部分の扱いが非常に雑である。
明治6年(1873)帆船が通れるよう中央が回転する安治川橋(磁石橋)が出来た。しかし、10年ほど後の淀川大洪水の時に工兵隊の手で爆破された。
大阪には色んな橋があったんですね。
今では失われてしまいましたが、橋が中心部で回転する様子は一度見てみたかったです。
| 名前 |
安治川橋顕彰碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
〒550-0021 大阪府大阪市西区川口2丁目4−28 ユニオン会館 |
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こんな場所に、そんな橋があったのか、昔はこの辺も栄えてたんやなあ😊