高津宮内に木谷蓬吟の恵みを!
木谷蓬吟・千種 顕彰碑の特徴
高津寺に隣接し、木谷蓬吟を知る訪問者に最適な場所です。
本名の正之助を刻む千種顕彰碑が特徴です。
歴史的な雰囲気が漂う静かなエリアに位置しています。
木谷蓬吟は本名、正之助。明治十年(1877)五代竹本弥太夫の二男として北堀江に生まれる。実業家で美術パトロンの芝川照吉は実兄。大阪市立商業学校を卒業後、就職した日本貿易銀行をもじって「蓬吟」と号した。浄瑠璃研究の第一人者で、「大近松全集」全十六巻や「郷土趣味 大阪人」を刊行、昭和九年(1934)に近松研究会を創立した。著書は「文楽今昔譚」、「道頓堀の三百年」など多数。昭和二十五年(1950)没。木谷千種は旧姓吉岡、本名は英子。明治二十八年(1895)に堂島に生まれ、府立清水谷高等女学校在学中から日本画に関心をよせ、深田直城、池田蕉園 に師事後、北野恒富、野田九浦にも学んだ。大正九年 (1920) に蓬吟と結婚。文部省美術展覧会、帝国美術院展覧会で活躍し、八千草会を設立して女性画家育成にも尽力した。昭和二十二年 (1947) 没大阪を愛し、郷土の文化芸術に貢献した2人の碑は、 近松研究会が、近松門左衛門の墓所で、同研究会が開かれた谷町八丁目の法妙寺に建立したが、谷町筋拡張による移転で近くの本政寺で保管され、平成十八年四月、高津宮に移された。碑の文字は菅楯彦の書。
| 名前 |
木谷蓬吟・千種 顕彰碑 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
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高津宮内にあります。浄瑠璃研究の第一人者。