豊漁と航海安全の神社。
大海神社の特徴
住吉大社の摂社である大海神社は、古い歴史を感じる佇まいです。
主祭神は豊玉彦命と豊玉姫命、海の神様として知られています。
境内では航海の安全や豊漁を願い、参拝する人々が訪れています。
天孫降臨を果たした邇邇芸命と大山津見神の娘で木花咲耶姫との間にできたホオリ山幸彦と綿津見の娘、豊玉姫命が祀られているとのこと。参拝時に丁度祝詞を上げる時間だったようで、荘厳さと空気の張り詰め感が心地良かったです。人が少ないので、住吉大社の雑踏に比べると静謐に包まれ神秘さは上回っている雰囲気です。拝殿も西門も立派で西門までの参道は木々に覆われ、空気も冷たく身が引き締まり禊の空間の様です。本殿は本宮と同じく直線的な屋根の造りである住吉造で外削ぎの千木が立派です。境内の玉の井にはワタツミから山幸彦に渡され海幸彦を従わせた潮満珠が沈められたとの伝説があるそうです。住吉三神、ワタツミの神が祀られている一方で天皇直系の山幸彦も祀られているのも興味深いですが、何よりも本当に静謐に包まれた荘厳だけれども心地よさを感じれる良い神社です。
住吉大社の摂社です。立派な西門が在ります。阪堺電車の住吉駅が1番近いです、徒歩2分です。
神話にも登場する山幸彦と豊玉姫が祭られてる。神話アイテムの汐の満ち干きをコントロールできる何とか玉(名前は忘れた)に関係する井戸が現存。
主祭神は豊玉彦命と豊玉姫命。創建年は不詳ですが、住吉の神様が祀られる以前から存在していたと言われる神社です。現在は住吉大社の摂社で住吉の別宮、住吉の宗社と言われています。この神社には「玉の井」という、山幸彦が海神より授かった潮満珠が沈められたと伝えられています。
★御祭神・神豊玉彦(かみとよたまひこ)豊玉姫(とよたまひめ)★御神格の高い社。住吉造(すみよしづくり)で、本殿(ほんでん)・渡殿(わたりでん)・幣殿(へいでん)・西門と共に重要文化財に指定。
式内社、住吉大社摂社。不勉強でよく分からず拝む。住吉大社奉斎氏族の津守氏に関わるらしい。住吉大社裏にも津守氏歴代宮司を祀る社殿があった。
初辰参りには、いつもお参りさせていただいています。天王寺駅から発車するチン電に乗って、住吉駅で降りると、住吉大社に入る前に、この大海神社があります。井戸水を汲み上げて、手水を行い、浄めてから参拝するのですが、キラキラ感があるので、とてもありがたみを感じるところです。住吉大社の摂社とのことですが、大切にされている神社だと感じられます。ここから船出をするような気持ちにさせてくれます。この神社から、すぐのところに種貸社があり、初辰まいりが始まります。月に一度の初辰まいりに、是非ご参拝をされてはいかがでしょうか?
子供の頃は住吉さんが夏から秋の遊び場でした。大海神社の周りは藪が茂りやぶ蚊に刺されながら秘密基地やかくれんぼの遊び場、二十歳過ぎからは他県に移っても毎年正月2日に初詣で、釣りが趣味の私は大社参拝後お神酒をいただき、海幸神社(当時はそのように記憶)にお参りするのが常でした。大漁旗を購入しインテリアにしていましたね。今年はコロナ禍で1/5に参拝しました。さすがに閑散としていました。
色のイイ神社ですね、古社の感じが好きです、敢えて言えば、色が無いから好きです⭕⭕
| 名前 |
大海神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
06-6672-0753 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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大海神社(だいかいじんじゃ)。大阪府大阪市住吉区住吉。式内社(小)二座、住吉大社の境内摂社。主祭神:豊玉彦命(とよたまひこのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)。【関係氏族】津守氏資料によると、延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳における祭神の記載は2座。同帳では「元名津守安人神」と注記されるが、『特選神名牒』や『神名帳考証』ではこの「津守安人神」を「津守氏人神」と校訂し、以来当社を住吉大社奉斎氏族の津守氏(津守連のち津守宿禰)の氏神と解釈する説が知られる。ただし『新撰姓氏録』では津守宿禰は尾張宿禰と同祖で火明命(天火明命)の後裔であるとされており、阿曇氏の祖先神たる海神(綿津見神/豊玉彦)とは相違する。また『住吉大社神代記』において「津守安必登神 二前 号海神」と見える神を当社に比定して、『延喜式』神名帳の記載も文字通り「津守安人神」ととる説もある。この説では、「安人神」・「安必登神」は「現人神」あるいは筑前那珂川の住吉三神総本宮『現人神社』(筑前の住吉神社の元宮)の意味と解釈される。いずれにしても津守氏との関係は深く、『住吉松葉大記』では手搓足尼(田裳見宿禰、津守氏祖)の嫡子が大領氏として大海神社の奉仕にあたったとする。とあります。参考として、住吉三神は津守氏の氏神ではなく、津守氏は王権の伴造(とものみやつこ)として住吉の港湾管理にあたる一方で、神主として住吉三神の祭祀に奉仕しました。津守氏の氏神社は大海神社(だいかいじんじゃ・住吉大社の摂社)で、『延喜式』にも「元の名は津守氏人神」との記載がある古社です。とあります。