願いを込めた青面金剛の塔。
青面金剛庚申塔の特徴
青面金剛庚申塔は新青梅街道の南東側に位置しています。
一つの塔に青面金剛や馬頭観音を刻む珍しい存在です。
昔は道標としても機能していた歴史ある神社です。
新青梅街道都立家政交差点東側から南東方向に分かれ野方の南側を通り大きく蛇行しながら野方警察署で早稲田通りに突き当たる道の新青梅街道から分岐し50m程南東側にある青面金剛庚申塔で昔は道標も兼ねていたが新青梅街道拡幅時に現在地に移設されてらしい。
禍は古今東西、祈りしかない。道端に放置されるお地蔵さんや庚申塔に比べて、比較的整備された庚申塔。
この塔は正面が青面金剛、左面が馬頭観音、右面が聖観音・・・と、3つの願いを一つの塔に刻んだとても珍しいものです。
| 名前 |
青面金剛庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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なんといえば良いのか、うまい言葉が見つからないのですが、かつて?神社だったぽい雰囲気のある場所でした。稼働していない手水舎あり。賽銭箱はありませんが、鳴らす銅羅あり。敷地内に青面金剛像と庚申塔が安置されていました。この庚申塔は、1800年に上鷺宮村の人々によって建てられました。庚申塔の各面には青面金剛種子、馬頭観音種子、観音菩薩種子と刻まれており、それぞれ、青面金剛は悪疫を防ぎ人々の健康長寿を、馬頭観音は馬の供養のために、そして観音菩薩は苦難から救済されるようにとの、3つの願いが1つの塔に込められている珍しい石塔です。もともとは道標として、新青梅街道となかの道の三叉路に立てらていたいたのですが(この場所から歩いてすぐの距離です)、道路拡張工事のために現在地に移されました、との事です。