鎌倉時代から続く薬師堂。
薬師堂の特徴
圓教寺の薬師堂は、鎌倉時代からの最古の遺構です。
モダンでシックな外観が印象的な薬師堂です。
根本堂とも呼ばれる薬師堂の歴史的価値が感じられます。
薬師堂は天竺様式(大仏様)の手法を取り入れた書寫山圓教寺で最も古い建物になり根本中堂とも呼ばれます、昭和五十三年(1978年)にお堂の大規模な改修が行われた際に奈良時代(710年~794年)の遺物が内部から発見されました。圓教寺の開祖である性空上人が書寫山に入山する以前からこの場所が宗教的な意味を持っていたことを示している建物になります、桁行二間・正面の一間に礼堂が配されいます脇から見ると三間の様にもみえ屋根は寄棟・本瓦葺で正面の礼堂にまで庇が伸びている特異な建物です。堂内に祀られている御本尊は薬師如来坐像で脇侍に日光菩薩像・月光菩薩像と十二神将像が祀られています、室町時代(1336年~1573年)に造られた像で現在は食堂の二階に安置されています。
蜜蜂の巣がありブンブン音がする。夏に巣の近くで見ているとスズメバチが蜜蜂を狩っているのが見れた😳
圓教寺の薬師堂は、根本堂ともいわれる圓教寺に現存する最古の遺構だそうです。御本尊の薬師如来坐像は現在食堂に安置されています。
順路的に回って来ますと一番最後のようになるこの薬師堂がそれまで見てきた建物の中で最もモダンで シックな感じがしました。遠目にはそれほど古いとは思いませんでしたしユニークさが視覚をとらえて「ほう」という感じでした。ところが書写山の中で最も古いということで天竺様式というそうです。こういったものを咀嚼した昨今の和モダン的な建築を先に見てしまっている裏返しかとも思います。少し下がったところにあり意識しないと鐘楼側の道からそのまま帰り路に入ってしまいそうになります。つたない経験ですが類型をあまり見ない面白い建物ですのでどうぞお運びを。
鎌倉時代から現存する最も古い建物。
| 名前 |
薬師堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP |
http://www.shosha.or.jp/cultural_properties.cgi?cp=yakushidou |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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圓教寺で一番古い建物らしいです。