桜満開、豪華絢爛の唐門。
唐門の特徴
唐門はサクラの季節に黄金に艶やかな姿を見せ、重厚さと美しさが共存している。
この門は、徳川家の菩提寺として知られる増上寺から移築された重要文化財です。
増上寺は浄土宗です。そこで建造後、こちらに移設されたのでちょっとミスマッチですよね。また位置的にもどうかと思います。
建長寺境内の奥まった場所にあります。金色の御門は禅宗寺院とまた違った雰囲気で面白いですね。やはり江戸時代に増上寺からから移設されたからでしょうか?
こちらの「からもん」も芝増上寺から正保4年(1647年)に移設されてきたそうです。平成23年(2011年)に修復も済んで今のようにきれいになっています。屋根の唐破風の弓なりが独特の雰囲気を出していますね。臨済宗の禅寺とは何か違った感じもしますが。
建長寺の他の建物は質実剛健といった趣のものが多いので、この唐門の綺羅びやかさはギャップがあってなかなか面白い。
方丈の入口にある唐門は江戸時代前期に増上寺より移築されたものということです。10年ほど前に修復され、華やかな金色の装飾金具が施されました。11月3日から5日まで建長寺の恒例行事「宝物風入れ」が方丈の得月楼にて行われました。開山の蘭渓道隆画像と墨蹟(ともに国宝)、開基の北条時頼坐像(重文)など一級の文化財が公開されていました。外国人の観光客が多いのにも驚きました。近年、禅や書道に興味を持つ外国人が増えましたね。
こちらも増上寺から移築されたもんなんですね仏殿然り深い結びつきを感じられるまさに豪華絢爛。
4月10日、唐門の桜がちょうど満開でした。
重要文化財になるのも納得な、素晴らしい門でした。
法堂の後に現れる唐門は黄金で彩られたきらびやかな門で桜の季節は最高の色彩を感じました。ここら方丈へ入ると綺麗な庭園が見れます。
| 名前 |
唐門 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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この唐門は、桃山風向唐破風(屋根の端の山形をなす所が、反曲した曲線状になっている破風)で漆塗りの四脚門です。透彫金具が各所に使用され、仏殿の装飾技法とよく似ています。寛永5年(1628年)、東京・芝・増上寺で徳川二代将軍秀忠公夫人(お江の方・家光の母)の霊屋の門として建立。その後、正保4年(1647年)、仏殿・西来門と共に建長寺に寄附され、方丈(龍王殿)の正門として使用。平成23年(2011年)、解体修理がほどこされ、輝きをとりもどしました。