自治医大駅から城址への道。
箕輪城跡の特徴
自治医大駅から道標を頼りに城址へ向かう楽しさがあります。
入り口が分かりにくく、訪れる過程にドキドキ感が魅力的です。
蔓巻公園北からの小径を散策する歩行の楽しみが味わえます。
自治医大駅西口から関東ふれあいの道の道標に従って歩くと、30〜40分で城址の主郭(神社)に着く。車なら、南側の蓑巻公園か、北側のみのわ古城公園に駐車すれば良い。縄張は南北に主郭と二郭が連なる。主郭(神社)の北、西、南方向に土塁があり(東は崖)、南北の土塁の先には堀がある。西の土塁先は道路だが、間に窪みがあるので西にも堀を巡らしていたものと思う。主郭内の東北部に神社があり、解説板も設置されている。主郭の半ばには、南北を断ち切るようにクランク状の浅い堀が認められる。後世に造成する意味もないから、主郭内を区切って何らかの用途で分けて使っていたのかもしれない。主郭の南側には堀、土橋を経て二郭がある。現状は畑が広がっているが、南端に浅い堀を認めることができる。東側の崖側に歩道があり、広々とした景色が広がるのでとても清々しい。遠く、筑波山も望める。神社北側には民家があるが、もしかしたら曲輪跡かもしれない。周囲を歩いてみたが明瞭な痕跡は認められなかった。主郭の林内や土塁上も草刈りされており、地元の方が整備されているようだ。城域全体をぐるっと巡れ、規模感をつかみやすい。特に崖上からの眺めは最高なので、晴れた日にゆったりと見学して欲しい。
入り口がとても分かりずらいところにあるのでご注意を。
2023/4/2近くの古城公園に車が停められる。かつてはこの公園あたりに川が流れ、箕輪城のすぐそばを通っていたらしい。城跡には磐裂根裂神社と言う変わった名前の神社がある。主郭周囲には堀跡があり、土塁も分厚い。曲輪は浅い堀のようなもので分断されているが、これは後世のものか。南側も曲輪があったようにも見えるが、かなり大きな城だったのかも。
2月日曜日に行きました。蔓巻公園駐車場に駐車して城址に行きました。城址に至るまで道が整備されており、関東の真ん中で天然の要害であったことが偲ばれます。地元の方が整備後の保全に頑張っています。もっと蔓巻公園の案内図にも掲示してお城見学者増やしてもらいたい。
蔓巻公園北から細いですが徒歩で歩いていける小径が整備されています。神社と一緒にこの場所を偶然見つけた時はハッと驚きました。半ば藪に埋もれてしまっていますが地元の人が城を保全しようとする努力を感じられます。遺構の保存状況自体はかなり良好。地元の人もほとんど知らないようなので隣接する蔓巻公園の案内板に書いて多くの人に認知してもらえればと思うばかり。
戦うお城! ワクワクする!
今や見る影もない下野の小山氏の持城。
| 名前 |
箕輪城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| HP |
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/intro/shizen/kouen/documents/1271317836660.pdf |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
|
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自治医大駅から歩いて行きました。西へ30分くらい、姿川を渡った処。のんびりした感じの場所ですが、南の方には国分寺跡があったりして、かつてはもっとせわしい地域だったと思いながらわずかに残る土塁などを見て回りました。