安土桃山の雲龍図、歴史を感じて。
方丈の特徴
風神雷神の屏風が魅力的で多くの見どころがあります。
建仁寺の重要文化財として歴史を感じる空間です。
縁側から大雄苑を眺めるゆったりとした時間が過ごせます。
建仁寺の本坊より西側の区画。方丈とは管主が居住する私的な空間のことですが、建仁寺の方丈は細かく6つの部屋に分かれます。南東の部屋の襖絵が海北友松の「雲龍図」ですが、重要文化財なのでレプリカに替わっています。(本物は、京都国立博物館で保管)ただレプリカでも、なかなかの迫力です。南側の庭園はゆっくり寛ぐのに最適ですが、あくまで禅宗庭園ですので、中に入ったり、遊んだりはできません。
礼の間の襖絵の雲龍図は安土桃山時代の海北友松(かいほうゆうしょう)の筆によるもの。今は複製が展示されている。眼に特徴があるらしい。
久しぶりに建仁寺を訪問しました。祇園のど真ん中に突如立派なお寺が出現します。しかも禅寺です。お坊さんに聞いたところでは、いま座禅体験が人気らしくて、いくつかの部屋に座禅のための設えが用意されていました。外観は禅寺らしく、派手さはありませんが、お寺の中に入るといきなりあの有名な風神雷神図屏風がスポットライトを燦々と浴びて展示されています。写真も許可されていますが、実は建仁寺と深い縁のあるキャノンによる完璧な複製で、実物は京都国立博物館に収蔵されています。このほかにも建仁寺はみどこ満載で、法堂の双竜図も迫力があり素晴らしく、庭も禅寺のシンプルで心地よい庭が随所に配置されており、本当にすばらしいお寺です。ぜひ一度訪問されることを強くお薦めします。
風神雷神の屏風が見られたり、龍の天井が見られたりと、見どころたくさんです。拝観料もお安めだし、御朱印も頂けました。
風の抜けが良いです。
風神雷神の屏風がかっこよかった!トイレがめっちゃ綺麗でした!トイレスリッパに可愛い鈴が付けられていました。動くたびに音が鳴るので少し恥ずかしかったです🤭
建仁寺の方丈は、文明19年(1487)建立の安芸国安国寺の建物を慶長4年(1599)に安国寺恵瓊が移築再建したものと伝えられているそうです。仏間に安置されているのは東福門院寄進の十一面観音坐像だそうです。
方丈 - 重要文化財。長享元年(1487年)の建立で、もと安芸国の安国寺にあり、安国寺恵瓊が慶長4年(1599年)に建仁寺に移築したもの。東側に設けられた大玄関を介して本坊と連結する。創建当初は杮葺であったが、元文元年(1736年)に瓦葺きに改められた。建物の外周すべてに建具が入り、壁が少ない構造のためか、1934年(昭和9年)の室戸台風で倒壊し、1940年(昭和15年)に創建当初の杮葺で復旧された。その後1962年(昭和37年)に銅板葺きに改められていたが、2013年(平成25年)に杮葺に復した。各室には桃山時代の画壇を代表する画家の一人である海北友松の水墨障壁画があったが、現在は襖から掛軸に改装され、京都国立博物館に寄託されている。台風被害の復旧後は、日本画家橋本関雪による障壁画『生生流転』(しょうじょうるてん)『伯楽』『深秋』『蕭條』『松韻(寒山子)』(計60面、1940年完成)が設置されている。
広い、縁側に座って大雄苑を眺めながらゆったりとでくる。各部屋は、写経などどのようにしていたか思わせるようにしつらえてある。海北友松によって桃山時代に描かれた方丈大襖絵「雲龍図」はここにある。
| 名前 |
方丈 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
075-561-0190 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 10:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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前庭にも座敷にも立ち入り不可なので縁側を一周するだけになりますが、それでも前庭の枯山水、織田信長の供養塔、「礼の間」の「雲龍図」、「室中」の「竹林七賢図」など見どころはたくさん。どこにカメラを向けても素晴らしい写真が撮れます。