掩体壕で感じる歴史の迫力。
野島掩体壕の特徴
太平洋戦争中の貴重な掩体壕が、静かに横浜の公園にひっそりと存在しています。
横須賀海軍航空隊の戦闘機を退避させるために作られた、大迫力の施設です。
漫画にも登場する場所で、残された歴史に触れることができる重要スポットです。
こちらは2024年08月20日の訪問となります。”えんたいごう”と読みまして、現存する掩体壕遺構として日本最大級だそうです。言ってみれば飛行機版の防空壕で、戦闘機を空襲から退避する目的でWW2終戦ちょい前頃に、山を東西に地中をくり貫く形で建造されました。長さ260m幅20m、入口の高さは7 mの寸法だったが、使用されず終戦を迎えたとか。現在も入口が開いているものの、内部崩落の懸念により板とフェンスで塞がれて立入禁止となっております。ちなみに少なくとも二か所あります。
整理整備して公開すればいいのにね。深部は素掘りらしいですが出入り口付近は立派。規模も大きいです。運動公園の片隅で封鎖され、ただただ詫びしそう。
太平洋戦争中に造られた施設が今も残っているのは感慨深いものがあります。
公園に来たら、トンネルがあるなーと思いきや掩体壕でした。ここに戦闘機100機を入れようとしたんだなーと思うと結構面白かったです。ついでに運動もしました。
これを見たくて野島公園まで来た横浜市が発行する雑誌に掲載されていた掩体壕の一つ現存する最大規模の掩体壕入口は塞がれてたが大迫力だな太平洋戦争末期に横須賀海軍航空隊戦闘機退避用に作られたここの設営隊は日吉の連合艦隊司令部の地下施設の設営にも関わったらしい。
飛行機を空襲から守る施設です。一般的な単機格納の掩体壕かと思っていたら隧道として貫通していました。終戦年の6月末まで掘っていたそうです。港南台や金沢動物園の台地を作っている海成層堆積岩の端の飛地で出来た山を利用しています。火成岩ではないので、中学校の木工で使う釘なら打ち込めば刺さる程度の柔らかさです。層によっては手で強く擦るとパラパラと崩れます。入口はコンクリート、中央は素掘りですが入口しか見れません。地被りが50メートルほどとはいえこの山を、飛行機を格納する幅の隧道をよく掘ったものだと驚きます。
たつき涼さんの漫画に出てくるところですね。恐ろしくて行けません…
丘の反対側まで貫通した大きな掩体壕。中を見学してみたいです。
野島公園の一角にあります。
| 名前 |
野島掩体壕 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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中を覗いてみたくて仕方ないが、どんなに跳び上がっても見えません。真っ暗。もう少し近づいて見学できたらいいのに。貫通型なので反対側にも口があります。2つあるのかと思ってました。ちなみに反対側は口の形が違い、こちらは丸い曲線だが反対側は直線。とくに理由は記載されていません。