日輪寺の甘酒婆地蔵
甘酒婆地蔵の特徴
かつて甘酒を売っていたお婆さんの伝説が息づく、芸術的な石彫です。
水道端図書館の正面に位置し、訪れる人々の心を惹きつけます。
東京都文京区の日輪寺境内にひっそりと佇む、甘粕婆地蔵に注目です。
水道端図書館の正面にあるお寺を入って左側に安置されておられました。特に説明書きなどはなかったと思います。
このお寺の前で甘酒を売っていたお婆さんがいたそうだが、長年、咳に悩まされていたらしい。そのためか、「死後は咳の神となって、同じ病気の人々を助ける」と言い遺していたそうである。そして、後に住職が甘酒婆地蔵尊を造り奉った、という。石像の左手に無数の石像がある。幾つかは顔面が削られてしまっている。廃仏毀釈でやられた感じだ。
| 名前 |
甘酒婆地蔵 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
〒112-0006 東京都文京区小日向1丁目4−18 日輪寺 |
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日輪寺さんの境内で、思わず立ち止まってしまうのが「甘粕婆地蔵(甘酒婆地蔵)」です。巻石通り(旧・水道端の雰囲気が残る道)を歩いて水道端図書館の前を抜け、石垣沿いの参道を入ると、やさしい表情のお地蔵さまが迎えてくれます。由来としては、かつて参道で甘酒を売っていた老婆がモデルになったと伝わり、咳や喉の不調にご利益があると信仰されてきたとのこと(!)。江戸の町は火事や疫病の不安が常につきまとったので、「せめて咳だけでも楽に」という生活の願いが、こうして像になって残っているのが胸にきます。私は文京区の散策と食べ歩きが好きで、歩き疲れた日にここへ寄ると、派手さのない“町の守り”みたいな安心感があります。車なら近隣コインパーキングが無難。静かな境内が保たれているのは、日々の手入れがあってこそだと思います。小日向の路地で、いい寄り道をさせてもらいました。