板橋の歴史と蛸薬師、伝説を訪れよう!
志村延命寺板碑群の特徴
板橋区指定の有形文化財で、歴史を感じられます。
鐘楼の下に14基の板碑が安置されています。
イボとりの蛸薬師庚申塔が展示されています。
鐘楼の下に14基の板碑が安置されています。最も古いものは建長四年(1252)銘が彫られたもので、板橋区で最古の板碑。この他、延文四年(1359)や文明六年(1474)などの年号が認められます。古いわりに彫が鮮明です。板碑は城山跡などで発掘されたもので、昭和6年頃に延命寺に集められたそうです。これら板碑は板橋区登録有形文化財(考古資料)。
板橋区指定有形文化財。境内にある十四基がこれに含まれる。中央のものが最も古く,鎌倉中期の建長四年(1252年)六月健之銘。板橋区内最古の板石塔婆とされ,心字座に胎蔵界大日如来の種子を刻む。現地の昭和六年五月健之銘の石碑には,中央のものは明治二十三年(1890年)に志村字天神前から発掘された旨が刻まれている。なお,心字座とは,蓮座が「心」の文字になっているものをこの様に呼ぶらしい。これは類例の少ないものであり,当地の他埼玉県東松山市内に三基確認されているのみの希少なものとされているそうだ。初めて見た。
| 名前 |
志村延命寺板碑群 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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イボとりの蛸薬師庚申塔(たこやくし こうしんとう)蛸薬師という名前には諸説あります。「多幸」「他効」といった縁起の良い言葉に蛸をあてた説や、蛸の粘り強さや生命力を縁起ものとして重ねた説など。「薬師」信仰は、病気平癒や健康を願う祈りのこと。京都や奈良だけでなく、板橋のような街道沿いに薬師堂が多いのは、旅人が病に倒れるのを恐れ、道中でよく祈った名残といわれています。庚申(こうしん)とは、「庚申の日の夜に、人の身体にいる虫が天にのぼり、悪事を報告して寿命を縮める」と信じられていた時代の風習が背景にあります。人々は眠らずに夜を明かして祈り、その記念として石塔を建てました。庚申塔は、当時のメモリアルのようなものです。文献によれば、この庚申塔は正保4年(1647)に造立された、区内最古のもの。薬師如来が彫られ、かつては志村銀座商店街のお堂に祀られていました。眼病ではなく「いぼとりの薬師」として有名で、蛸の足にたくさんある“いぼ”が、人のいぼを吸い取ってくれる――そんな素朴な発想が始まりだったのかもしれません。(参考:『いたばしの昔ばなし』)