新選組ゆかりの本陣、歴史を感じて。
日野宿本陣の特徴
都内で唯一残る江戸時代の本陣を訪れると歴史の息吹を感じられます。
土方歳三の姉が嫁いだ佐藤彦五郎宅は新選組縁の地として人気です。
ボランティアの解説が楽しく、訪問者を魅了する内容が豊富です。
新撰組がいた広めな日本家屋で、庭も手入れが行き届いていてよかった。入館料も安かった。200円だった。共通券を使うと100円だった。
入場料大人200円です。他の名所とセットで300円です。幕末の名士を存分に感じることのできる非常に良いところです。無料のガイド付きでとても分かりやすく説明頂きました。土方歳三が昼寝をしたという間で昼寝写真を記念に撮らせていただきました。日野に赴いた際はぜひおすすめです。
本陣だけなら入場200円です。東京で唯一現存する本陣だそうです。中に新撰組の上着がありますが自由に羽織って撮影OKだそうです。
甲州街道にあった日野宿の本陣です。都内に残る唯一の街道の本陣建築ということで、大変貴重な史跡です。あの近藤勇、土方歳三、井上源三郎らも訪れたという新選組ゆかりの建物です。彼らが当時どんな思いでこの屋敷を訪れていたのか、色々考えながら観覧すると楽しいと思います♪
東京都で現存する唯一の本陣。ボランティアさんから細かいところまで説明を受け、日野宿の名主であった佐藤彦五郎という人物が度量の大きく、新撰組のいわばスポンサーであったことを知りました。此処はふるさと資料館とのセットで¥300という破格の価格で見学できますが、駅からは些か行きづらいのですが、資料館→本陣の順で廻った方が理解が進むと思います。じっくり観るとこの行程だけで半日はかかり、宝泉寺や八坂神社やこの近くの他の資料館などを廻るとそれだけで1日かかるので、余裕があれば、此処から離れている土方歳三資料館や石田寺は別の日にした方が良いかも知れません。
是非ボランティアさんの解説を聞くべきです私が訪問した時はざんねんながら不在でした。少し歩きますが、ふるさと歴史館を先に訪れると、よりこの施設に対して実感がわきますので、おすすめです。本陣マニアとして必ずやって欲しいことは、1番格式高い部屋で、大名の雰囲気を味わいましょう。庭も大名様目線で見ましょう。そして部屋で寝てみましょう。天井を見たり、隣接する部屋を見たり、寝て眺めるのも新しい発見があります。そもそも格式の高いホテルですから。後世につなげるために大切に管理されている施設です。見せて頂けるだけ有難い話です。
都内で唯一残る江戸時代に建てられた本陣建物。新撰組の土方歳三、近藤勇、沖田総司、井上源三郎が若い頃にこちらの道場で武術の稽古をした。ガイドの方が各部屋でとても丁寧に説明してくれる。くつろぎ、生活したありありとした姿がよみがえる。日野宿は江戸初期に作られた宿場町だが、今の建物は江戸末期に大火で焼失してしまった主屋にかわるものとして建設される。幕末に日野宿の問屋(といや)と名主を務めていた佐藤彦五郎の本陣兼自宅となる。問屋場とは人馬継立等の宿場業務を執る役所。小さな宿場ではあったが多摩川の渡し(渡船場)を管理する重要な拠点であった。大火をきっかけに自衛の必要を痛感した佐藤彦五郎。天然理心流に入門後わずか4年半で免許皆伝となり、自宅に道場を開く。佐藤彦五郎は土方歳三が母のように慕った姉「のぶ」の夫にあたる。日野は幕府直轄地で、多摩の穀倉とも呼ばれた豊かな農村。そして甲州に対しては、多摩川に橋がないことから江戸の最後の防衛線であった。ここ日野で育つとより江戸幕府への忠誠心が培われたのだろうと推察できる。最後まで新政府軍と戦った新撰組の心をつくった日野の良さを味わうことができる。
日本一の武家屋敷。と言えば雰囲気が伝わるでしょうか。江戸時代に10年係りで建てられた建物です。城より時間をかけて建てられただけに室内も庭も素敵です。豪華絢爛さはありませんが、巨大な柱や梁、欄間、釘隠し、細かな所まで徹底したこだわりが見られます。土方歳三が昼寝した部屋、沖田総司が相撲をとった部屋、柱に志士が彫った彫刻新撰組ファンなら一度は訪ねるべき場所ですね。ボランティアガイドの方が色々と説明してくださり、色んな面白エピソードが聴けます。歴史に興味無い方でも楽しく見て回れます。見た目の豪華さと対極にあり、これぞ日本!という素晴らしい風情です。
日本建築でも5本の指に入る素晴らしい建物です。江戸末期に10年もの歳月をかけて建築されました。あの熊本城ですら7年ですよ、、、。素材を厳選し、木が乾燥していい肌具合になるのを待ったそうです。正直築20年と言われてもわからないかもしれません。特に素晴らしいのは、けやきの柱や天井など。ろうそくの明かりに照らされてなんと艶やかなことか。魅入られそうになります。要所要所に非常に細やかな仕掛けや細工が施されており、無料でボランティアの方が解説してくださるので是非聞くべきです。一人で見学してもわからないです。また土方歳三の義兄、佐藤彦五郎によって建てられただけあり、新選組の逸話も当然多いです。かつては彦五郎が経営する天然理心流の道場が門の外に隣接しており、隊士募集のため土方が時々訪れており、その際土方がよく昼寝をした部屋がそのまま残っています。畳の上に寝転がると、吹き抜けのため風が気持ちよく、艶かしい光沢を帯びたけやきの天井を眺めることができます。歴史上の人物と全く同じ体験ができる非常に貴重な空間です。2つ隣の部屋は箱館から土方の遺品を届けた市村鉄之助が2年間滞在(というか潜伏)した部屋もあります。新選組巡りのついでに寄った場所ではありますが、それを抜きにしても本当に素晴らしい場所でした。
| 名前 |
日野宿本陣 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
042-583-5100 |
| 営業時間 |
[水木金土日火] 9:30~17:00 |
| HP |
https://www.city.hino.lg.jp/shisetsu/bunka/kanko/1014008.html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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資料館の後に伺いました。関東近郊に3つしか残っていない本陣のひとつです。入口はふたつあって、入場口は勝手口でした。ずく土間があり入りやすい感じです。時間があれば係員の方が説明もしてくれます。やはり本物は良いですね。座敷もかなりありますが、上級の間は移築されていて見られません。それでも昔の家屋の素晴らしさを感じられます。