名前 |
石造五重塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
現地の看板より兵庫県指定文化財(建造物)石造五重塔指定年月日 昭和四十三年六月三十一日かつて奥の傍の西に位置する「堂の坪」にあった石造を現在地に移し たと伝えられている。
建立年代は様式手法から鎌倉中期までの建造と考えられる。
凝灰岩(松香石〉で造られており、笠の一部と相輪の上半分の宝珠は欠損しているが、他は完存し、現存部分の高さ二五八センチあり、淡路島で唯一の石造五重塔で、県下でもめずらしい。
塔身の四面に種字(梵字)が刻まれている。
「五色町の石造文化財」よる と東面に梵字(金剛界大日如来)南画に梵字(釈迦如来)西面に(金剛界大日如来)北面に(阿弥陀如来)と刻まれている。
全般的に風化が目立っているが、原型を残しており軒反りや笠石、屋だるみの形などから往時を しのぶことができる。
各重の逓減率も程よく、小塔ながら量感もあり風格を備えている。