廃藩置県により明治4年に消滅。
田沼意次の子孫、意尊を初代藩主として明治元年に誕生したが、廃藩置県により明治4年に消滅。
明治維新期に設置された藩で、田沼意次の子孫・意尊が移封され、廃藩置県の1871年まで続き、小久保県を経て同年、木更津県になった。
古墳や藩の陣屋跡もあるし、小高い丘の上にあって、周辺も望めるので、地域の中心地だったのだろう。
小久保藩陣屋跡 江戸開城後の慶応4年(1868年)閏4月29日、新政府から、徳川慶喜に代わって田安亀之助(徳川家達)が徳川宗家相続を許可され、同年5月24日、静岡藩(駿府藩)主として70万石を与えられて立藩。
それに伴い、藩領の駿河遠江に既に存在していた諸藩は、転封を余儀なくされた。
その中の一藩、遠江相良藩が当地に移され立藩した。
小久保藩初代藩主は、田沼意尊公。
かつての老中田沼意次の子孫である。
意尊公は、水戸天狗党の乱を鎮圧すべしとする幕府の要請により、追討軍総督に任命され、当時洋式軍制を採用した幕府陸軍を統率した。
名前 |
小久保藩陣屋跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.2 |
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明治維新後、田沼意次の曽孫である意尊が遠江国相良から移封されて築いたとされています。
ただ廃藩置県で廃止となった為、未完成だったとも見られている様です。
そういった事もあってか陣屋の明確な遺構は見受けられません。
しかし陣屋跡には古墳の他、藩主邸跡の庭園など往時を思わせる物が残っています。