小野蘭山が没した1810年から200周年となる20...
名前 |
小野蘭山顕頌碑 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
075-701-0141 |
住所 |
|
関連サイト |
https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/sa237.html |
評価 |
3.8 |
小野蘭山が没した1810年から200周年となる2010年に設置されました。
除幕式には小野家最後の当主となった故小野強氏も出席しています。
顕彰碑を設置した小野蘭山没後二百年記念事業会で碑文選定時に、シーボルトが小野蘭山を称して「日本のリンネ」と言った典拠はあるが、白井光太郎博士が書かれた「東洋のリンネ」の典拠をご存じないかと事業会事務局長の遠藤正治先生が専門家の方々にお尋ねになっていたのを耳にしました。
私は子孫の1人であっても専門家ではないので口をはさみませんでしたが、白井博士とほぼ同世代の牧野富太郎博士が書いたエッセイに「東洋のリンネ」とあって、これが初見で典拠はなく、牧野博士の筆の勢いで日本が東洋に変換してしまい、植物学者として世間への影響力が強かった牧野博士の記述が広めてしまったのだろうと捉えていました。
碑文には「日本のリンネ」とあり、これでよかったと思いました。