貝塚公園とは違った線路沿いの秘密の場所。
なんとも皮肉の効いた史跡である。
貝塚に対抗して貝墟と名付けたのだろう。
しかし、実際に出土があったのは貝塚であり貝墟は空虚な存在となってしまった。
モースが発掘場所を明示しなかったので、嘘をついた訳ではない。
だが、品川区に対抗して碑を建てたのならば、虚しさを感じずにはいられなかった。
細い道を通って、ビルの裏側へ行くと大きな碑をを見ることができます。
でもあるのはそれだけ。
夏場は蚊に刺されるので気をつけてください。
すぐ横がJR線なので電車の写真が撮れるかな。
駅から坂を少し下り、ビルの間の階段通路を降りていくとJR線路間近にあります。
兎に角、列車からすぐ見える所に貝塚らしきものが見えたのでしょう。
小学生時代の教科書にもあった大森貝塚。
永らくの不理解を解消するために区立品川歴史館、大森貝塚遺跡庭園の流れで立ち寄ってみた。
NTTの敷地に侵入するような小路の先にあります。
建立当時は最適なロケーションだったのでしょう。
碑しかありませんが手入れの行き届いた敷地に関係者の想う気持ちが感じられます。
幅広い視野から直感力を駆使し、未知なるものへの関心とその信憑性を客観的にそして冷静に捉えることで、日本の歴史の礎としての偉大なる功績を残し影響を与えた エドワード・シルベェスター・モース博士に感謝いたします。
大森貝塚は、1877年(明治10年)モース博士によって発見され日本で初めて学術調査が行われた縄文時代後期から晩期の貝塚遺跡で、日本考古学発祥地であり この貝塚から出土した海の生物の骨 スズキ、クロダイ、マアジ、サバ、ヒガンフグ、ウナギ、トビエイ、ウミガメ 陸の生物の骨、鳥の骨 ニホンジカ、イノシシ、アナグマ、タヌキ、ニホンザル、イヌ(埋葬されたと考えられる。
)、ガン、カモ、この他に弥生時代、奈良時代の遺物も出土しております。
大森貝塚の碑は品川区の貝塚庭園とNTTデータ大森ビル(大田区)沿いの二ヶ所に存在する。
距離的には僅か300m程である。
こちらの貝墟碑は、高さ 2m を超える板碑です。
この様な事態になったのはモース博士が論文に発掘場所の詳細を書かなかった為であった。
その後、貝塚は品川の貝塚庭園で発見されており、そちらが有力とされている。
只、今でも大田区の郷土博物館では大森貝塚の紹介がされているので決着が付いているのか定かで無い。
NTTデータ敷地内の通路を通る(*9~17時で門が閉まる)。
通路手前に1/2レプリカ。
線路沿いに石碑、途中にモースさんのレリーフ○大森貝塚遺跡庭園/桐畑地下道(中ほどに大森貝塚復元模型)/品川歴史館もセットで訪れるといい。
少しは貝塚っぽいのかと思いきや碑がたってるだけのしょんぼり史跡です。
NTTデータのでっかいビルの横を入っていくとあります。
降りる階段が大変。
車椅子では無理なのでNTTデータにお願いしておけばビルの裏手を通してもらえるそうですがそこまでして見に来るほどのものはなんもありゃしません。
博士のレリーフがイケメンなくらい。
なので石碑のミニチュアレプリカがビルの前にも用意されています。
ミニチュア作るくらいなら石碑そのものもってきてもよいかと思うのですが国史跡だと難しいのかな。
貝塚みたいひとは貝塚庭園までまで歩いて5分程度です。
ここは貝塚が有った場所ではありません。
貝塚は、大井町よりに位置し、現在は公園として整備されています。
とは言うものの、日本考古学出発地のモニュメントとしては、意義があると思います。
大田区側の貝塚。
品川区のは噴水があって豪勢ですが、こちらはシンプルです。
いずれにせよ貝の化石を見たいときは少し北側の切畑地下道をおすすめします。
名前 |
大森貝墟の碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3777-1070 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:00 |
関連サイト |
https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/rekishi/sannou/oomorikaiduka.html |
評価 |
3.6 |
大森駅から大森貝塚公園に向かう途中のビルとビルの隙間から線路脇へ降りて行きます。
線路脇のこんなところに⁈という場所です。
貝塚公園とは区もまたぐのですね。
目的は貝塚公園でしたが、こちらも訪れる事が出来よかったかなと思います。