展示内容が具体的になるよう工夫されていてとても面白...
近くに大森貝塚を擁する歴史ある品川区を紹介している施設。
常設展示は1階の一部屋のみと大きくないが、何とも濃密な空間が広がっている。
中世品川の大寺院妙国寺を描いた社寺参詣曼荼羅にはその描き方がどことなく『清明上河図』な趣きで引き込まれてやまない。
江戸開府となるとその絢爛豪華な江戸図屏風には日本橋、京橋、新橋とそれぞれ「橋」が描かれていて、本当に橋あったのね、と面白い。
しかも新橋辺りは今と同様になんだか猥雑な賑やかささえ聞こえてきそうである。
しかし一番心に響いたのは縄文時代の大森の小さなジオラマ。
高台の竪穴住居から降りてくると、そこは阻ぎるものも何もない一面の広大な砂浜と波打ち際。
みなさん、今にも漁に舟を出そうとしているが、もう日は昇って水平線には入道雲も見えているに違いない。
青い空に高く舞う風と繰り返す波の響きと、ここが大森かよとか突っ込みたくなるが、往時は東京湾のどこもこんなだったに違いない。
それが現在ではありえないからこそ、それはとめどない憧憬となってこの一部屋から溢れて甦るのである。
常設展では、品川区の歴史がコンパクトにまとめられています。
13分間の映像「品川歴史絵巻」はナレーションのないアニメでした。
古い資料や近代以降の写真などを組み合わせて動画化した方が良い気がしましたが、2階の図書室でそういった資料が見られたので満足です。
庭園や茶室があり、これらをもっと有効活用すれば、さらに良い場所になると思います。
2024年にリニューアルされた建物などハードウェアの充実に対して、ソフトウェア(コンテンツ)がまだ追いついていない気がします。
2024年4月リニュアルオープン。
館内は綺麗で設備投資が感じられる。
お手洗いなども新しく綺麗で休憩するのにもいいかも。
入館料は大人¥100。
謎に支払い方法が豊富。
館内は1階に常設展と特別展(202409からだとか)、学習スペースと2階にも展示と図書館スペースがある。
1階の展示を見るのに入場券(前述の¥100)が必要。
QRコード付き券で受付後方の機械にかざすがゲートはなく(空港の金属探知みたいなゲート)。
かざす必要性はよくわからない。
常設展はコンパクトながら品川の歴史を学べて楽しめた。
ふんだんにプロジェクタやタブレットがあちこちに使われ、リッチな映像コンテンツが豊富でこどもも飽きなさそうだった。
個人的には品川の起源が鎌倉武士の品河氏というのが発見であり興味深かった。
2階は区内のエリアごとの展示があり、床が品川区の地図なのも面白かった。
図書館スペースは居心地が良く蔵書も多くて時間をかけて読みたいと思えた。
1階から庭に出ることもでき、限られたスペースながら綺麗で落ち着く空間だった。
何か教室を開くスペースもあるようで訪問時は着物教室か何かが催されていた。
年パスなどはないものの入館料が¥100なのでたまに来ようと思う。
2024.5【観覧料】100円令和6年4月にリニューアルオープン。
資料と模型、映像が融合した常設展示室では、原始・古代、中世、近世、近現代の4つの時代区分で品川の歴史を学ぶことができます。
2階にはモースのコーナーやライブラリー・区内5地区の紹介コーナーがあります。
庭園も綺麗に整備されています。
大型ビジョンの映像や模型は見ごたえがあります。
【概要】品川区が1985年に設立し運営する区立の歴史博物館。
原始からの品川の歴史、生活文化に関する資料を展示。
史料の収集、保存や行政資料の保存も行う。
地域史等の歴史を学ぶ場としての機能もあり、企画展や講演会、子供向けの講座、親子体験講座を随時開催している。
伝統的文化活動の場として、庭園に茶室、書院を併設し利用ができる。
元々建設地には昭和初期に安田財閥系の安田善助の邸宅として建てられ、その後電通の出捐で設立された財団法人吉田秀雄記念事業財団が譲り受けて1966年に吉田記念館として開館した書院造の屋敷が建っており、歴史館の建設に際しては離れで建てられていた茶室と庭園の大部分をそのままの形で残している。
建設中には、「大井鹿島遺跡」が発見され、26軒に上る竪穴建物跡群や土器、砥石などの生活用品が見つかっている。
【駐車場】駐車スペース(3台分)が歴史館玄関前にあり。
長いリニューアル期間を経て、ついに2024年4月末に再オープンです。
その前は行けなかったので、本当に楽しみにしていました。
品川は東海道の最初の宿場町なので、面白くないはずがありません。
先ず受付で一般100円をお支払いしました。
おそらく現金のみの受付だと思うので、心の中でずっこけました。
笑館内や展示はとにかくキレイで今風です。
デジタルも多用していたので、先ず常設の1階からサーっと1周して、すぐに2階に上がって大スクリーンの「品川歴史絵巻」を拝見しました。
13分の映像15篇+7分の休み(夜空の映像)を繰り返しているそうです。
これ楽しいですよ!2階には「しながわナビ」として、5つの地域を床の地図に合わせた什器の配置で紹介しています。
その他もろもろおススメポイントはあるのでしょうが、個人的には企画展の図録バックナンバーを特に推したいと思います。
東海道の最初の品川宿だけに、交通の要所としてこれでもかと歴史が詰まっていますよ。
お隣の大田区の郷土資料館もハイレベルでしたが、こちらも負けてませんね。
JR京浜東北線大井町駅から大森駅方面へ18分、大森駅から大井町駅方面へ15分程度の場所にある4月にリニューアルオープンしたばかりの歴史博物館である。
歩くのが苦手な方は大井町駅西口の大井町駅バス停1番乗り場より井09系統池上駅行き若しくは井03系統蒲田駅行きに乗り鹿島神社前バス停で下車し来た道を戻れば直ぐである。
入場料は100円で品川区や旧品川宿の歴史が模型やパネルで分かり安く学ぶ事が出来る。
庭園は竪穴式住居跡や茶室が有り楽しめる。
天気が良いならば近くの大森貝塚公園と一緒に廻ると良いだろう。
品川区立の郷土歴史の博物館常設展では、東海道「品川宿」や、日本考古学発祥の地「大森貝塚」等の歴史資料を展示しており、なかなかに渋い品川区に土地勘がある人は楽しめるのではまた、新たに転入した人が、地域の歴史を学ぶにも役に立つと思う。
大森貝塚、品川宿はじめ品川の歴史が詰まってます。
大名屋敷や台場跡などの資料も興味深かったです。
子供も大人も楽しめる素晴らしい施設!大森貝殻のついでだったのですが、予想以上のクオリティで1時間以上、滞在してしまいました✴︎期間限定の特別展示「どう変わった?身のまわりの便利な道具」は子供達も驚きの様子。
便利な時代を生きていることを教えられました。
(ツーカーの携帯が見られるとは)大森貝塚のこと以外にも品川本宿の歴史を軸に、品川のさまざまな歴史を学べます。
外の庭園も京都かと思うほどの美しさ!紅葉がキレイなので紅葉の時期が最高でしょう☆写真も撮影できるのでオススメです!
特別展示の品川用水展で伺ったが、展示内容が具体的になるよう工夫されていてとても面白かった。
常設展示は学校向けの堅い内容ですね。
庭も趣きがあり、時期を違えて再訪したい施設です。
和風建築を生かした博物館でした、体験コーナーを初めとした多様な展示があって良かったです、短い時間で見て回れます。
展示物がもう少し近くにあれば良いのに。
東海道品川宿の街並みジオラマが大変面白くて堪能しました。
お店の中まで細かく作ってあって想像が膨らみます。
大森貝塚や江戸時代の宿場町としての品川が学べる良い博物館。
入館料が百円と安く、近くの大森貝塚遺跡庭園と一緒に見学がおすすめです。
モース博士の業績も、学べます。
品川周辺の歴史に触れることができる、落ち着いた環境。
品川区の歴史について学べる場所です。
特に東海道第1番目の宿場として さかえた品川宿を中心にした展示が充実しています。
また特別歴史講座として 中世から近世まで様々な 催しを展開しています。
また 日本庭園も あってとても静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。
色々な 方々に 是非見てもらいたい 施設です。
元々遺跡のあった場所に作られている。
歴史好きには必見のスポットである。
大森貝塚のついでに行くと良い。
大森貝塚近くにある資料館。
品川近辺の歴史資料がたくさん展示されている。
個人的には東海道の歴史が知れたところが良かった。
品川の歴史を伝える博物館。
旧石器から近現代まで一通り展示してあるが、何かインパクトに欠ける。
そんな中で、大森貝塚についてはまとまった展示となっていた。
本当は「大森貝塚博物館」としたらよいのでしょうが、それだと「品川区」としてのメンツが立たないのかな?等と考えてしまいました。
もっと「品川宿」や港を前面に押し出してもよいのでは。
ちょうど紅葉が綺麗でした。
この館の売りの1つです。
水琴窟もあります。
品川歴史館は、郷土資料の保存と活用、区民文化の向上を目的に1985年(昭和60)に開館しました。
日本考古学発祥の地といわれる大森貝塚と、東海道第一の宿場として栄えた品川宿を中心にした常設展示では、原始・古代から現代にいたるまでの品川の歴史を学ぶことができます。
また、日本庭園を望む書院を備えており、茶道など伝統的文化活動の場としても利用されています。
品川歴史館には、書院と図書資料室があります。
書院は、昭和初期に建てられ、戦後は茶事などに利用されていた建物の、大広間の建築部材をできる限り再使用し、同じ形で復元したものです。
お茶会・華道・俳句など伝統的文化活動に利用しています。
図書資料室は、歴史研究などに利用しています。
大森駅から少々歩きます。
格安で色々見ることができます。
展示はありきたりな感じですが庭園はこじんまりとしているものの、ほどよく手入れされてちょうど紅葉のよいときに行けて良かったです。
品川区在住30年ですが近所に有りながら先日初めて行きました。
夏の暑い日で有った為に館内で涼もう程度で100円だし入館してみた。
100円で有れば結構見所が有ります。
品川区の歴史を堪能する事が出来ます。
品川在住の人にはお勧めです。
狭いですが庭園も有り少なからず自然に触れ合う事も出来ました。
尚、入館時に1人2枚の招待券が貰えましたので庭園には紅葉が有ったので秋にで再訪してみたいと思います。
施設は大きいのですが展示スペースはそんなに広くなく、これはという展示物はありません。
敷地内に庭園、茶室などがあり、そのため敷地面積はあります。
入館料が100円の価値もあるのか?疑問。
大田区にある海苔博物館の方が無料で充実していると思いました。
入館料100円品川区について学べるいい博物館品川宿について、東海道の展示がメイン二階には大森貝塚についての展示。
縄文時代からの発掘品の展示は他の区と同じであるが、此方は史料が中心である。
建物は二階建てで、当然ながら2Fは大森貝塚の紹介がなされている。
また庭園も見応えが有ります。
入館料100円。
お茶室が素敵です。
入場料取ります。
江戸四宿の最大宿場町品川のジオラマがありました。
板橋、新宿、北千住と比べて一番分かりやすいです。
子供の頃歩いて数分の近所に住んでいましたが、私が大井の地を離れた後の1985年開設なので、実際に訪れたのは随分経ってからです。
それでも展示されている品や小冊子を眺めているうちに昔の記憶が蘇り、懐かしさに浸ることが出来ました。
帰りに「東京府下荏原郡大井町大正八年風景図(300円)」を購入し、帰宅後にじっくり見て意外な偉人の家などが建ってたことを知り感心しました。
歴史館に行った際はこの地図の購入をお勧めします。
地域の歴史が紹介されています。
企画展の時は入場料が高くなるので要注意。
名前 |
品川区立品川歴史館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3777-4060 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト |
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html |
評価 |
3.9 |
大森からも西大井からも徒歩15分位。
まっすぐの道でわかりやすい。
施設は綺麗ですが展示物は物足りない。
しかしこのような場所の図書室が穴場。
ひとも居らずつい長居をしてしまう。
その日は書院も上がることができた。
庭を眺めながら虚無になり2時間も滞在してしまった。