名前 |
神楽殿 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0261-62-9168 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
5.0 |
太々神楽(だいだいかぐら)は謡曲を伴う珍しい形式で、地域の人々(氏子)によって演じられ、秋の例祭に奉納されています。
仁科氏時代より伝承されていると言われ、昭和44(1969)年に長野県の無形民俗文化財に指定されました。
(全七幕)剣之舞(つるぎのまい):第一番に献奉され、祓いの舞ともいわれ双手に剣を持って舞う壮な一人舞です。
岩戸神楽(いわとかぐら):岩戸神楽は、神話の中でも最も親しみ深い天照大御神の岩戸隠れの物語を、そのままに演じている能神楽です。
五行之舞(ごぎょうのまい):この舞は天地万物の源を開いた神々の舞といわれます。
五行は、昔中国から伝えられた学説で、木・火・土・金・水の五つの気が天と地の間に流動しているというものです。
水継(みずつぎ):尉(じょう)と姫が出て高天原天之真名井の水を申し下ろし御湯(みゆ)神楽を奏するというものです。
姫が柄杓を持って水を汲む、大変美しく優雅で気品あふれるです。
幣之舞(ぬさのまい):右手に剣(現在は刀)左手に白幣(しろぬさ)を持って舞う、祓いの舞いです。
剣舞とほぼ同形ですがやや簡単なところがみられ、中間でのお祓いの意味を持っていると考えられます。
龍神神楽(りゅうじんかぐら):これは岩戸神楽とともに仁科神明宮の代表的な神楽。
神話の海幸・山幸の物話の一部をもって作られ、最も複雑な劇を構成しています。
謡楽の詞章(しじょう)は能楽「玉の井」とほとんど同じですが、演舞者の動作は楽よりもずっと簡素であり、間狂言で滑稽さを加えています。
道祖神(どうそじん):ぞうぎと大宝(たいほう)の問答が行われ、その問答の中にいろいろの動作を伴います。
天下泰平・五穀豊穣・悪魔退散を祈る神楽で、一日の最後にふさわしい勇壮な神楽です。