お地蔵様と誤解したと思われます。
賽銭箱がある。
真ん中の庚申塔(明治32年)を、青面金剛に光背があって、しかも坊主頭に見えることで、お地蔵様と誤解したと思われます。
六臂のちゃんとした青面金剛像です。
左右の二基は北沢二丁目40の辻にあった塔で、昭和のはじめにここに遷座されています。
右は元禄五年(1692)、左の文字刻の庚申塔は延宝五年(1677)の奉納です。
世田谷区の風景資産に「北沢地域に隠れている石造物群〜茶沢通り(旧二子道)界隈〜」という名称で、この場所が選定されています。
角に置いてある侵入注意の標石と思われる石は、見事にハート♥️の形です。
昭和11年調になる北沢四丁目町会(当時の町名)発行の「北沢四丁目案内図」には、『庚申堂』と標記されています。
地蔵堂とありますが、3基とも庚申塔です。
真ん中は青面金剛も三猿も良く分かります。
向かって右は半分かけた青面金剛と思しき姿と三猿が、向かって左は三猿が見られました。
街角にある地蔵堂です。
花などが綺麗に添えられていて市民に愛されているのが感じられます。
地蔵堂となっていますが、3つとも地蔵と言うより、庚申塔と言ったほうが正確ですね。
真ん中のは頭の後ろに後光と言うか円光がある庚申塔、わりと珍しいのでは?
名前 |
庚申堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
Y字路箇所に祠があります。