2024.4.16昭和のアメリカドラマみたいな家で...
さすが憧れの「田園調布に家が建つ」の家。
平屋建てですが、安らぎます。
江戸たてもの園を入ってすぐ左側あるモダンな洋館が田園調布の家(大川邸)です。
大正14年に当時の中産階級向けに分譲された新興住宅地、東京都大田区の田園調布に建てられた住宅で当時としては珍しい全室洋間です。
たてもの園の中では一番好きな建築物です。
周囲の邸宅に比べ外観はこぢんまりしていますが、中に入ると意外な開放感を体感できます。
キッチンと部屋をつなぐ覗き窓や窓際のソファーの肘掛けテーブルなど細かい工夫にも感心させられます。
住んだら豊かな毎日が過ごせそうだな~と思いました。
こぢんまりしたかわいい白い邸宅。
家を建てるなら、平屋でこれぐらいの大きさがちょうど良い。
旧大川邸。
三井道男設計。
1925年(大正14年)に建てられた洋風建築。
建築当初は2階も全て板敷だったが、建築翌年には畳敷の部屋ができたそう。
1925年(大正14年)郊外住宅地の一つである大田区田園調布に建てられた住宅です。
今を中心に食堂・寝室・書斎が配置されていて、当時としては珍しく全室が洋室となっており、西洋製の調度品が数多く配されており、まるで古いアメリカの住宅の中にいるかのようです。
寝室のみ竣工後1年で和室に改装されました。
高級住宅街として名高い田園調布はもともと東京郊外ののどかな農村でした。
それを1918年(大正7年)に新一万円札の実業家 渋沢栄一が設立した田園都市株式会社が開発し、産業の発展に伴い都市部の住環境が悪化したため、郊外に自然豊かな住宅街を作ろうという「「田園都市」構想をイギリスからインスピレーションを得て鉄道の施設とともに郊外住宅地の開発が始まりました。
全てが西洋式で成り立っている洋館。
大正時代の生活改善運動で理想とされた「椅子座」で考えられたとかで、たしかにモデルハウスのようにお洒落なのですがくつろげるかというと別次元だったらしく、寝室は一年ほどで畳に張り替えられたとか聞いてなんだか和みました。
昔のモダンな住宅です。
内部はよく維持されている(原文)Well maintained inside
大正時代に作られた当時としては珍しい全室洋館の住宅🏠調理室から食堂に食事を出す小窓が珍しいなと思うおススメ見どころです( ◠‿◠ )
Well maintained inside
名前 |
田園調布の家(大川邸) |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 9:30~16:30 |
評価 |
4.1 |
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