甲州街道府中宿を代表する商家「柏屋」が移築復元され...
旧田中家住宅は、甲州街道府中宿を代表する商家「柏屋」が移築復元されたものです。
田中家は柏屋の屋号で呉服や種類などを商い、百姓代や駅用掛かりを勤め、幕末には府中宿で最大の土地所有者であった。
街道沿いの町屋特有の、間口が狭く奥行きが長い屋敷割りを持ち、表蔵を含む5棟の土蔵を備える風格のある建物で、時代が明治になってからは明治天皇がたびたび来訪し、休憩所・行在所として使われ、本瓦葺きの表門(御成門)、式台付の玄関、奥座敷(御在所)などが作られた。
平成元年にここに移築し奥座敷部分を中心として屋敷全体が移築され現在に至る。
蔵のカフェがあり、甘味やケーキをいただけます。
今日は、ミルクレープとハンドドリップコーヒーとセットでいただきました。
旧田中家住宅。
住宅内に井戸がある。
明治天皇が兎狩りをした際に宿泊したとのこと。
とても立派なお屋敷という感じの建物です。
元は府中市宮町1-8に有ったと説明されているので、府中駅の南口でル・シーニュの辺りにあった今で言う大規模小売店舗のような存在だったのだと思います。
中庭には梅の花が咲いていてとても良い庭です。
建物の前には明治天皇が宿泊したことを示している石碑が建っています。
1階の一部は休憩室として利用できるようです。
隣には梅欅庵と言う名前のお茶室が有りお茶とお菓子がいただけるそうです。
休憩スペースとして利用されている。
こちらを利用して、梅まつりの時期などに、地粉うどんやおでんなどを食べられることも。
地粉うどんは絶品!
田中さんは大店で幕末には府中で一番たくさん土地を持っていたとのこと。
明治天皇が府中近辺に来たとき休憩した奥座敷があり見ることができる。
江戸時代の天保年間に柏屋という屋号で反物や荒物等の商売を営み、旅籠もやっていたそうです。
幕末には府中宿の脇本陣に。
その商家が復元されています。
明治天皇が府中、および近辺に来られた際には、休息や宿泊所として使用されたので、その明治天皇の休息されたお部屋を見学できました。
同じ敷地内の蔵の二階に上がることが出来て、江戸時代の壁の構造(なまこ壁とか)色々が展示してあり見学出来ました。
台所の大きさが印象的でした。
当時は多くの人々の舌を楽しませたのでしょうか?
名前 |
旧田中家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
この園内で一番マトモなお昼が食べられる気がします。
うどんを頂きました。
コシがあってしっかり。
とは言え印象は普通。
古民家の中で食べられる特別感はあります。
敢えてここに来て食べるというほどではないかも。
一階は四人席がメイン。
2階に座敷がありますが、古い臭いが結構します。