奥の院のやうになって不動堂がある。
定本柳田国男集第三巻p14~「水曜手帖」広袴「曹洞宗にしては少しく妙だが、寺の名は妙全院、山号は不動山と謂って、寺からなほ登って行く形勝の地に、奥の院のやうになって不動堂がある。
この不動さまと村の人たちとの関係が、よほど変って居るやうに私には感じられた」「妙全院の開山元察和尚といふのは、寛文十二年まで在世の人だといふが、或はその以前に両部修験の時代があって、この神仏混コウには永い歴史があるのかも知れない。
教理や学問が余り干渉をしないで居ると、村人独自の信仰は斯ういふ風にも展開し、又は萎縮して行くものだといふ観測が、何だか我々にも出来さうな気がする」「不動堂の場合はそれとも又ちがって、或は此堂の創立よりもまだ以前から、こゝが村人に取っての一つの霊地で、うぶすなが別の区の神明社ときまっても、又は合祀によって能ヶ谷の御社に、出征兵士などは参拝することになっても、なほこの一地点を信仰とは無関係のものと、見ることの出来ない感覚があって、法師は寧ろ曾て之を利用したのでは無かったらうか」中将法女「糸引き聖観音」安置。
いつもキレイに整えられていますね。
緑色の桜の花があります。
いつもお世話になっています。
多摩丘陵の鶴見川の支流沿いにある妙全院は両親が永眠👼している場所です。
鶴川駅から一汗かいて行ける距離なので徒歩🚶で墓参りします。
墓地は東向斜面に設けられ隣接地の一部は保護緑地🌳で静かな環境です。
墓前では今日までの無事を報告し生前の報恩感謝の言葉🗣️を述べます。
墓碑の西側の空は夕陽🌅に照らされた悠久の昔からの白雲が流れ、我が身は白檀の香りのお線香を纏い帰路に就く。
我が家と長い付き合いのお寺です。
曹洞宗です。
名前 |
妙全院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
042-735-3047 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
菩提寺です。