大谷菓子店横の三叉路に〔宗祇戻しの碑〕が建っている...
白河城主が蓮歌興業を行うと聞いて遠く白河にに出かけた宗祇法師が出会った女性に蓮歌興業は終わったと聞いて戯れに女性が担いでいた綿を売るか?と尋ねたところ。
和歌で断られたことを恥じて江戸に引き返したといわれる。
道路沿いの空き地に石碑と芭蕉句碑が建っている。
隣には和菓子店があります。
基本的には石碑とお地蔵様がたっているだけの場所で、道路沿いにあり駐車スペースはないので訪れるならその点を注意し、交通事故に充分気を付けるようにしてください。
隣接して和菓子屋さんがあり宗祇戻しというブランドのお菓子をいろいろ販売しています。
どれも美味しいですが、塩ようかんが一番美味しく、売れ筋だそうです。
大谷菓子店横の三叉路に〔宗祇戻しの碑〕が建っている。
宗祇は連歌師の飯尾宗祇のこと。
その横に芭蕉句碑が建っており、 早苗にも我色黒き日数かな はせを翁 天保14年(1843)建立の碑。
句は、実際には現地を訪問せずに歌を詠んだ能因法師を皮肉ったものとされる。
菓子店では〔宗祇戻し〕という菓子も販売されているようだ。
名前 |
宗祇戻し |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.3 |
12.白河【芭蕉自筆影印】①おくの細道紀行文心无となき日数重るまゝに 白河の関尓可ゝ里て 旅心定りぬ い可て(なんとか)みやこへ登 便无と免しも断りな利 中尓も 此関盤 三関の一爾して 風騒(?)の人 こゝろをとゝむ 秋風を耳尓残し もみ知越俤尓して 青葉の梢猶あ者禮也 卯の花能白妙尓 茨の花の咲そひて 雪(の折)尓もこゆる古ゝちそ春類 古人冠を多ゝし 衣装を改し事な登 清輔(キヨスケ袋草紙)の筆尓も とゝめ置(?)禮しと楚(心もとなき日数重るまゝに、白河の関にかゝりて、旅心定りぬ。
いかで(なんとか)みやこへと、便もとめしも断りなり。
中にも、此関は、三関の一にして、風騒(?)の人、こゝろをとゞむ。
秋風を耳に残し、もみぢを俤にして、青葉の梢猶あはれ也。
卯の花の白妙に、茨の花の咲そひて、雪(の折)にもこゆるこゝちぞする。
古人冠をたゞし、衣装を改し事など、清輔(キヨスケ袋草紙)の筆にも、とゞめ置(?)れしとぞ。
)卯の花を可さしに関の晴着哉 曽良(卯の花をかざしに関の晴着哉 曽良)【句碑】①宗祇(そうぎ)戻し白河市旭町1 バス停付近棚倉道・石川道分岐 白河旧街内早苗仁毛我色く路き日数加南(早苗にも我色くろき日数かな)(早苗にも我色黒き日数哉 大垣記念館)②白河神社(「関の明神」)より道路北沿い庄司戻し桜方向右小高い所(白河神社 白河市旗宿関ノ森120)西か東か先早苗にも風の音③聯芳寺(れん)白河市向寺98関守能宿を水鶏尓と者ふもの(関守の宿を水鶏に問はふもの)「自筆『何云宛書簡』拡大」【芭蕉像】①白河関の森公園白河市旗宿白河口7-2白河神社隣②新白河駅《施設・句碑拡大写真はgoogle検索「芭蕉句碑の解読」》