名前 |
庚申塔 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
体の中に三尸(さんし)という虫が三匹いると信じられていて、庚申の日に体から抜け出て天帝(神?)に宿主の悪行を報告して寿命を縮めるそうで、その三匹がすべて抜け出してしまうと命が無くなるというのが庚申講のおおざっぱな考えなんです。
そのため、庚申の日は三尸が抜け出ないように徹夜して見張るそうです。
庚申塔(塚)には必ず下に三猿が刻まれていますが、三尸に悪行を「見させない」「聞かせない」「言わせない」という意味があるそうです。
江戸時代の庶民信仰は「長生き」が基本だったから、三尸なんかに余計なことされて命を縮めたくはなかったんでしょうね。
今も庚申講はあるそうです。