名前 |
小治兵衛窪庚申尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
庚申信仰は、体の中に三尸(さんし)という虫がいて、庚申の日にその虫が体から抜け出して宿主の悪事を天帝に報告する。
それによって宿主は寿命が縮まり体の中にいる三匹の三尸すべてが抜け出すと死んでしまうと考えられていたそうで、庚申待ちというのは庚申の日に三尸が抜け出さないように徹夜で見張るというもの。
江戸時代の庶民信仰は長寿を願うものが多かったからこれもその一つでしょう。
三猿というと日光東照宮の厩舎の三猿が有名ですが、見ざる・聞かざる・言わざるは、天帝に見させない・聞かせない・言わせない(報告させない)という意味で庚申塚(塔)には必ず刻まれています。