この時分は紅葉が美しい、作家林芙美子の旧居。
放浪記・浮雲などで知られる林芙美子が、昭和16年から生涯を閉じる昭和26年まで住んでいた家が「林芙美子記念館」として公開されており見学した。
庭も素晴らしく、林芙美子が愛でたというカルミアや大盃モミジなどを観賞した。
カルミアは満開で、これほど大きな樹は見たことがない。
西武新宿線の中井駅下車。
林芙美子記念館を見学。
晩年を過ごしたこだわりを感じる素敵な邸宅。
目白文化村の香りが残る庭は素敵で実家の庭作りの参考に出来れば楽しいなと思いました。
新宿の落合。
この一角だけ空気が違っていた。
林芙美子が建てた、立派だけど生活感のある日本家屋をそのまま残した記念館。
茶の間と客間、寝室等を2つに別けた家屋は、当時30坪の建築制限があった為、林がパートナーと名義を分けて建築し、一つの家にしたものだとガイドの人が言っていた。
落合ってそんなに良い住宅地では無いけど庶民派作家なんで、むしろそれが良かったのかもね。
この時分は紅葉が美しい、作家林芙美子の旧居。
昭和16年に建てた平屋の家屋は、しかし戦時の規制で二棟に分けて建てなければならなかったそうだが、しかしおかげで東西南北に風が通る家にしたいというその開放的な間取りが一層引き立つかのよう。
設計は山口文象と言う「モダニズム建築」の方であるが、ただセンスを発揮して林芙美子の望んだ、京都の数寄屋古民家風の美しく趣きのある邸に結実している。
京都大徳寺の孤蓬庵を想起する雪見障子が書斎にしつらえてあるがそこも参考にしたのかもしれず、実際、大徳寺を創建した大燈国師の偈の書が寝室の床の間に飾られている。
また茶の間に飾られている掛軸は唐代の詩人、銭起の詩「帰雁」で魯迅の書いたもの。
魯迅やその他の文人の方々とは1930年に上海で会っていて「皆、愉快ないい人たち」と記している。
翌年、林芙美子はシベリア鉄道で大陸を横断しパリまで旅に出るが、この春になって北へ帰る雁を詠んだ詩の内容からすると、既にその構想を伝えていたのだろうか?そしてこの詩の読み方には、雁が北へ帰っていくという意味と、そんな雁がいったんは北へ帰るも戻ってくるという2通りあるようで、後者だとすると、(無事に帰ってきて下さいね)という魯迅の林芙美子に対する暖かい心遣いが感じられるというものである。
この邸の北側に女中部屋があるが、言われてみれば寝台列車のコンパートメントであり、1931年という騒然とした満洲を行き、そしてシベリア鉄道の三等車でワイワイやりながらパリへと向かったその記憶がここに木霊していそうである。
他にもエピソードや見どころ満載であり、ボランティアの案内の方がいらっしゃるので、是非、お話しを聞いてみることをお勧めする。
訪問前に急いで読んだ『晩菊』の印象通り、芸者上がりの姐さんが昔の男を迎え入れるような、そんな小粋で静かな場所。
昭和の古風な冷蔵庫のある台所、浴室には木製の小さな湯船、茶の間を囲うように半間強の広縁が巡る、典型的な日本家屋の『生活棟』だ。
網代の天井等々、質素だが細かいところまで手の込んだ造りに感心する。
『生活棟』が表の顔なら、普段の生活は『アトリエ棟』の方か?本人の書斎や寝室はこちらの棟にある。
書斎も、ありし日を再現していて、今にも奥の間から女主人が歩いてきそう。
時間があれば心ゆくまでまったりしていたい。
石仏がある庭も程よい広さで、植栽も多様。
きっと四季それぞれが楽しめるに違いない。
今の季節、蚊が多いので、観覧者用に防虫スプレーも用意してあり、その心遣いも嬉しい。
物価高騰の折り、入館料150円は極めてお得だ。
小説家・林芙美子の終の棲家となった自宅を利用した記念館です。
1941年(昭和16)築ですが、当時としては贅を凝らしたもので、昭和の和風建築が感じられると思います。
家屋は土間で連結された二棟で内部に入ることはできず、庭から部屋を観覧する形式になっています。
家屋の一角が画家であった夫・緑敏のアトリエであり、ここのみ展示スペースとして開放されています。
他に斜面の裏庭では季節の草花を見ることができます。
仕事で通りかかって記念館を見つけました。
この日は時間が無かったので中に入ることが出来なかったので後日伺いたいと思います。
駅からも近く、閑静な住宅街の中に大きな樹木が目印になります。
道路には紅葉の落葉が有りとても雰囲気のある記念館です。
作家である林芙美子が晩年に住んでた家。
この辺りに疎かったので調べてみて分かりましたが、「放浪記」や「浮雲」を書いた作家でした。
「放浪記」は森光子さんが主演の舞台で、東京の芸術座で1961年から2009年まで通算2017回。
当時、ニュースになったのを覚えています。
今回は、時間がなくて伺えませんでしたが、時代を代表する作家さんが晩年を過ごした家をみたくなってます。
近くによった際に、次回は伺おうかと思います。
開館時間●10:00~16:30入館料●150円(一般)、50円(小中学生)休館日●月曜日、年末年始(12/29~1/3)
とても急な坂の多い地域にある博物館です。
坂マニアには良いと思うが、これまた少々キツイ坂なのです。
そして、肝心の林芙美子(以下フーミン)記念館は四の坂に沿った場所に位置し、また、その斜面を生かしたお庭造りを楽しめる場所です🙄その『フーミンの庭』は季節ごとに可憐な山野草が咲く庭園となっていますので、何度か楽しむことが出来るでしょう🎵また、数寄屋造りの家屋は建築好きにも喜びを与えるでしょう🤔そんなわけで、フーミンの記念館はフーミンのことを知らなくても楽しめる場所となっております。
お散歩コースに入れるのも良いでしょう😃異国の方にもオススメ致します😃
染の道イベントに来て、案内マップにこの記念館が載っていたので、やってきました。
台地が妙正寺川に浸食されてできた(だろう)崖の斜面を利用した、別荘のような建物と庭園でした。
なお、案内マップを見せたら、80円で入れました(イベント期間中だけ)。
林芙美子の居宅を記念館にしています。
かなり大きな屋敷で、どれほどの人気を誇ったのかがうかがえます。
随所にこだわりが見られ、訪問者のための部屋などが用意されているのが作家らしいです。
とても静かなので、少しゆっくりするのもいいかもしれません。
お茶などはできませんが。
芙美子の自宅が記念館に成っている、彼女が建築の勉強をして設計と建築家を選び建てた。
又働き者で、此処 落合の皆さんにも慕われていた。
建物と庭を見る価値は大きい。
放浪記を読んで見ようと考えている。
新宿区中井、中井駅北口より徒歩7~8分開館10時~16時30分入館料150~30円1930年より落合に移り住み(借家)1939年立ち退き為住まい探し後、初めての新居建設。
建物には随所に御本人の思い入れが有ったそうです。
昭和初期の生活様式も楽しめました、生活棟とアトリエ(画家のご主人様)約300坪の土地に建てられています、お庭、中庭、石蔵も。
四季折々の草花が植えられていました。
アトリエの一角は展示室と成っていました林芙美子さんの生前の様子もビデオで拝見出来ました。
今でも素敵な佇まいです。
新宿区内とは思えない静かな空間で、風情ある建物、大きくはない庭は居るだけで安らぐ。
今回はイベントに参加し、特別に建物内部に入ることが出来た。
建物も秋の庭も素晴らしいです。
次回は春に訪問します。
受付の方も親切です。
見るべき展示は少なめ。
でも都心でこの静謐さは貴重。
小説家の林芙美子の自宅が記念館として公開されている。
先日読んだ堀部安嗣さんの本の中で、理想的なスケールを持つ素晴らしい住宅として紹介されていたので来てみたいと思った。
山口文象設計だが、林芙美子自身も設計に関わっているようだ。
残念ながら中は入れず外から見学する。
設計 山口文象 の素敵な数寄屋建築。
親切なガイドさんのお陰で自分ひとりでは気が付かなかった見どころたくさん発見。
作家林芙美子さんが住まわれていた家を見せていただける新宿区立林芙美子記念館。
入館料¥150アクセスは都営地下鉄大江戸線・西武新宿線中井駅から徒歩7分、東京メトロ東西線落合駅から徒歩15分、西武バスなら中井駅より徒歩5分。
生前生活していた茶の間、書斎、小間などの様子を庭先から見ることができます。
直筆の原稿、手紙等も展示されています。
新宿区とは思えない、鬱蒼とした竹藪に囲われていて素敵な佇まいなんですが、藪蚊が多く早々に退散しました。
入り口に蚊避けスプレーも置いて下さっていますがそれも効かないほどの多さ。
涼しくなったらゆっくり再訪したいと思います。
東京の邸宅建築の最たるものだと常々思っているこの記念館。
故森光子さんがでんぐり返しがやる舞台「放浪記」の作者です。
建築当時の建坪制限を無実化するために夫のアトリエ棟と自身の生活棟と登記を別々にした上で建築し、後で廊下を作り両棟をドッキングさせるという方法で建てられたのがこの住宅です。
スタッフの方がわかりやすい説明をしてくださり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
自分の予定滞在時刻を聞いて下さり、その後予定がある方でも訪れることができます。
私の場合は、1時間半ほど余裕があります。
と言ったところ、40分程で解説してくださいました。
資料館ではなく、庭を回って見学する形なので、虫がたくさんいます。
夏は暑いと思いますが、長袖長ズボンで行くことをオススメします。
現地には、虫除け、ムヒが用意されていて自由に使うことができます。
静かな住宅地の中にひっそりと建つ記念館。
公開日に訪れるのがおススメ。
こだわりの家づくりの細部をガイドさんの解説でじっくり見学できます。
女性小説家が住んでいた古民家😁全て平屋で傾斜地をうまく利用して建っています。
ボランティアの方がガイドしてくれます。
ガイドさんによると、すごくこだわって建てられたとのこと。
家をお考えの方の参考になるかもしれません。
中庭は四季折々に草花が楽しめます。
季節ごとに行ってみるとよいかもしれません。
亡くなった、小説家の住居。
日本家屋、庭とのバランスが美しい。
四季の変化が楽しめる。
「放浪記」で有名な林芙美子の家。
昭和14~15年に建てられた家が残っている。
昭和の素晴らしい建築が見られ、緑に囲まれていて癒される。
見学者も少ないのでゆっくりできる。
13時からのボランティアガイドさんによる案内がオススメ。
申し込み不要。
入場料¥150 (2016.4月時点)最寄り駅 西武新宿線 中井駅。
坂好きには堪らない場所にあり、風情が残るこの記念館はお薦めです。
有料だったので、入りませんでした。
林さんは引越し好きだったようです。
日本の文学史上重要な女性作家の住居兼アトリエ。
大変趣のある日本建築と四季の風情のある庭が魅力的。
中井の街は神田川の流れを利用した染め物工場が過去に盛んだったそうな🎵この庭は、和装の映えること間違いなし。
👘
広い邸宅跡です。
こだわりを持って作られたみたいです。
「都会の森」を感じさせてくれます。
2014年8月。
名前 |
林芙美子記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-5996-9207 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 10:00~16:30 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.2 |
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2024年12月8日に訪問(紅葉がちょうど美しかったです)作家の林芙美子さんのお住まいだった家が記念館になっています。
建物は、洗練された安らぎの日本家屋、とっても素敵です。
お庭も素晴らしい。
住み手の暮らしやすさが優先された間取りは、当時としては、かなり斬新だったでしょう。
ボランティアのガイドさんから色々と教えていただき、とても勉強になりました!