スタッフの説明力食材の産地から何から何まで凄い。
お料理、ロケーション、設え、最高峰というものに触れるというのはこういうことなのかな、と。
2品目のイチジクとコルトンシャルルマーニュのペアリングで心を撃ち抜かれました。
本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
とても美しいお料理。
コースで頂いた時間は3.5〜4時間。
そんな時間が経過している事も忘れてしまうくらい、お食事を楽しめました。
器も盛り付けも美しく、美味しく、楽しく頂きました。
帰りには、お食事の時に使用した、お箸も持ち帰りできます。
全てに、こだわりを感じるお店の内装から料理、スタッフの説明力食材の産地から何から何まで凄い。
どの料理も目の前に置かれた時に旨そうと思う前に綺麗とか美しさを感じました、料理の説明が上手くてとても美味しく食べれます。
旬の食材推しが上手い。
鮎の焼き方が絶妙で、頭から尾まで食べれて骨も気にならなくて旨かった鮎を焼くだけ専門の職人さんが居るとかちょっと驚き。
箸がとても使いやすくて帰りにお持ち帰りが出来たり飲み物も全国から良いお酒が集まっておりお品書き見てると楽しくなって来ます。
海外の方と一緒にお食事の機会を頂いて皆様大満足でとても良い雰囲気になれてたいへん良かったです。
感無量で圧巻でした。
立地から入り口の貫禄、店内の雰囲気から気色。
料理出てくる前から圧倒されました。
料理は言うことなく全て一級品でした。
特に白子焼きは大きさから味の濃密さといい旨味が凝縮されてましたし、フグの唐揚げはお肉より肉肉しさを感じる品でした。
薬味やスープなども品があり唸りました。
見た目でも楽しめる最高の料理で私史上一の食事でした。
ミシュラン三ツ星を獲得した日本料理店です。
是非ともそのお味を味わってみたく訪問しました。
予算は1名あたり50000円+お飲み物(下は一杯800円から上はボトル200万円くらいまでありました)というところです。
お料理はさすが三ツ星、大変美味しかったです。
あまり日本料理のきちんとしたお店に行ったことがなかったのですが、日本料理の中で高級と言われる食材は一通り食べられるコース内容でした。
旬の香箱蟹などもとても美味しかったです。
そして、サービスにも大変感動しました。
食前に好きな色のお箸箱を選ぶことができますが、このお箸箱はお土産として持ち帰ることができます。
それだけでなく、メニューは毎日封筒に入れたお手紙と言う形で提供され、これも持ち帰ることができます。
食事の運び方も素敵な器に入れられたものを目の前で開けてさらに素敵にしていただける演出もあり、いたるところで楽しさを提供してくださるサービスでした。
一級品でした。
見た目でも楽しめる最高の料理でした。
1品1品思いが詰まっており、非常に美味しいです。
是非、会食や大事な人と行くのをおすすめします!
最高の食材を日本文化と共に楽しむ。
他店ではなかなか見受けられないような手法。
口コミを書くのも憚られるのですが…とても素晴らしく、美しく、そして楽しく、驚きや発見のあるめくるめく食体験でした。
コロナビールと唐揚げ、なんてもう最高の意外性ですね。
どうかこれからも世界に向けてご活躍ください!!陰ながら応援しています。
(必ずやまた伺います)フロアのマネージャーの方を含め、接客も素晴らしく心からくつろぎ、そして楽しめました。
本当にご馳走様でした。
ありがとうございます。
六本木時代から何度も行ってる。
値段は高いけど、それに見合った価値を感じるから。
龍吟のすごいところは、個人的に刺身が1番。
シンプルだからこその極み。
なんて言ったらいいのか分からないが、普段食に関心のない人が特別な日に高いお金を出していってもこの店の良さがわからないと思う。
玄人が行くお店。
一時期実施していたランチで利用このランチだけでも、きちんと作られているというのが、よくわかる料理たち。
単純に高いから美味しいというものを提供しているわけではなく、手が込んでいるから、それ相当の価格になってしまうというのが、実際のところなのかも。
この良さはすごく分かりにくいと思うので、ある程度レストラン慣れしていないと、何がすごいのかは分からないと思う。
ミシュラン三つ星を獲得されている和食料理店で、行く前からすごく楽しみにしておりました。
日比谷ミッドタウンの7階にあり、7階は龍吟さんのみのフロアになります。
入り口にはとても高級そうな包丁がか飾ってありました。
店内ではカメラでの撮影は禁止なので、今回はスマホで撮影しました。
料理に使われる皿は歴史が深く、価値が高いので撮影する際はスマホを皿の上から撮るのも禁止です。
料理への情熱、こだわりが強いので皆様も伺う前はルールを確認してください。
こだわりが強いからこその最高な料理がいただけますよ♪食事は、44000円のコースのみです。
・海老芋 穴子穴子のパリっとした香り、海老芋とマッチします。
一品でこのお店は絶対美味しいとわかります♡・のれそれ・飯蛸・笹、小柱、桜餅仕立てのお吸い物こんなに美味しいお椀ははじめて!一番出汁の美味しさに感動しました。
・天然とらふぐとらふぐは刺身であん肝と一緒にいただきました♡・五宝・甘鯛・フカヒレスープフカヒレのうまみを最大限に出していて、絶品でした・讃岐オリーブ牛 薪炙り牛の焼き加減がすばらしい!お肉の内側のしっとりさ、水分の量、柔らかさがベストマッチでした。
・極上うにうにがたっぷりすぎる!のに、上にかかっているあんのおかげで、最後まで飽きずに美味しく食べれます。
・四宝柑・酒粕のスフレ、吟醸酒のアイスクリーム酒粕のスフレが絶品すぎる!外はかりっと、中はスフレのようなシュワっとした食感。
酒粕のうまみたっぷりでした。
お店を出るころには、心まで満たされました。
さすが三ツ星レストランです、指標の一つではありますが、ミシュラン三ツ星に納得でした。
また別の季節にも伺いたいです。
8年連続ミシュラン東京三つ星【龍吟】日本の良さを世界に伝え続ける山本征治氏のオーラ、半端なかったです✨厨房で20分ほどお話させて頂けて光栄でした。
気さくでと〜っても楽しい山本シェフでした😊✨・国際的な賞賛に値する外食産業全体への貢献、素晴らしいですね!•8年連続ミシュラン東京三つ星【龍吟】•2019《世界のベストレストラン》62位•2019《アジアのベストレストラン50》9位。
今年新設となった「アメリカン・エキスプレス・アイコン賞」受賞。
•「Gault et Millau 2019」の《Chef of the Year(今年のシェフ賞)》受賞。
•最新版「LE CHEF」の《世界のシェフ100人》世界第5位。
日本の良さを世界に伝え続ける山本征治氏。
国際的な賞賛に値する外食産業全体への貢献、素晴らしいですね!・トップ写真は1番美味しかった一品を。
讃岐オリーブ牛のヒレ 薪炙り、山わさび#改めてブログに感想を書きます✨・・【お料理】47500円●うに、そら豆をほぐしたもの、椎茸、貝柱●焼きとうもろこし、白海老●富山産のホタルイカ●淡路の鱧、泉州水茄子●徳島のマコガレイひれをあん肝とポンズ●赤貝、ほっき貝、数の子、アオリイカ、このわたで和えたもの●長崎県産のどぐろ、一寸豆、浅蜊のおからもち米のようなリスフレ、のどぐろの骨などから抽出したお出汁 スープ●気仙沼のフカヒレ、自然薯とすりごま●讃岐オリーブ牛のヒレ 薪炙り、山わさび●菊椀(お豆腐を菊の花に見立てて)ちりめん山椒、彩菜漬●アメーラ、さくらほんぼ、苺●終宴 日本の誇り国菌《熱燗と冷酒》に見立てたデザート●薄茶 ・・・山本征治氏 :1970年香川県生まれ。
四国調理師専門学校(現KISS調理技術専門学校)を卒業後、香川県内の料亭、ホテルに就職。
11年間の修行を経て2003年12月に六本木に【龍吟】をオープン。
2004年11月、スペインのサンセバスチャンの料理学会に日本代表として参画し技術を発表。
以来、国内外の数々の料理学会にて技術を発表。
2011年以降、「ミシュランガイド」において8年連続で三ツ星を獲得。
2012年6月、香港に【天空 龍吟】をオープンし、2014年9月には、台湾に【祥雲 龍吟】をオープン・・#龍吟#山本征治#東京#日本料理#ミシュラン三ツ星#世界のベストレストラン50#アジアのベストレストラン50#ゴエミヨ ・・#michelin3stars#3starsMichelin#asia50best#world50best#thebestchefawards#100chefs・ ・#東京グルメ #グルメ #ミシュラン #食べ歩き #高級レストラン #和食 #日本文化 #カメラ #canon #グルメな人と繋がりたい。
Michelin three-star restaurant.It is said to be the best Japanese restaurant in japan2018年8月に六本木から日比谷に移って来られました。
客席数も倍になり少しだけ予約し易くなった気がします。
六本木の時は 21時30分過ぎから入れる2部制でしたが、日比谷のビルは24時が限界なので、入れ替え無しの1部制になりました。
ともかく、料理は最高に美味しいです。
一つ一つ材料は産地から選ぶのは今や当たり前。
この材料をこう処理してこうするか?ともかく驚きと感動の連続です。
くじら肉にグリーンピースが添えられていたのは、ニンマリです。
料理を盛ってあるお皿・数々の日本酒・日本酒用のキリコやオチョコなどなど、全てがこだわりの逸品です。
ハモの器は龍神・雷神で、此だけでも見応えアリ。
此処で食事すると、他店で比べてしまう自分がいます。
フクロウがいる、六本木から日比谷に移ってきた、日本料理店お値段高い割にお料理はどれも微妙、何かが足らないw一応予約して行ってきました、一回行けばいいと思ったお店でした後ね、お米がたいして美味しくなかった‼️お値段高いのにお米が、、、、外国人ウケする日本料理店って感じかな。
3年ぶりに来店。
☆100個付けたいです。
最高です!料理よし、空間よし、雰囲気よし、人よし!私が語れるような事ではないですが本当に経験出来て良かった!素晴らしい体験をありがとうございました。
行かないと分からない。
これが日本料理?本当に美味しいと思うのか?そこら辺の居酒屋並。
料金は驚きの約8万円/1人。
3人で24万円。
youtubeを見て憧れて行きましたが、がっかり。
確かに独自の世界観の演出で山本ワールド全開なのはわかるんですが、値段に中身が追い付いていないような。
味噌汁の味はぼけていて米も微妙に臭かった。
ここはインバウンドを意識し過ぎた【レストラン】ですね。
というか星を意識し過ぎじゃないですかね。
コース途中からもういいやってなります。
ミシュラン三ツ星を取り続けながらも、格式張らずエンターテインメント感ある楽しい日本料理店。
外国人のお客さんばかりでした。
よく言われているように和食という枠に収まらないのはうなずけます。
デザートのケーキがいちばん驚きでした。
2019年1月訪問。
日本料理、という名前ですが、日本人向けの日本料理というよりも外国の方に「ドーン!」「バーン!」「すごいだろ!」的な感じの日本料理ですね。
味を塗り重ねすぎているので、ドーランべたべたの厚化粧の日本料理系の料理、という印象です。
正直、お椀の質が低いです。
出汁の味が…。
これで一人7万は無いなぁ。
鰹節はお店で毎日削っているとおっしゃっていましたが、そもそもの質がかなり悪いのでしょうね。
それをごまかすための味付けや椀種という風に見えますが、それでも隠し切れないのが『出汁』なんだよね。
出汁をきちんと知りたいなら、東京ならかんだとか、大阪なら喜川とか、京都なら泉とかに行った方がいいと思う。
それぞれの土地の出汁をちゃんと感じられるから。
これは日本料理というよりも、龍吟系日本料理と言っていいと思う。
六本木ではお店の空間にやや重さがありましたが、日比谷に移転してとても開放的な雰囲気になりました。
やはり、窓があり、夜景がある立地は良いです。
お料理は、温冷を意識した流れなど、基本的に移転前と変わりませんが、食材の豪華さと大胆さはより分かりやすくなったと思います。
もちろん季節によるでしょうが、その季節の最高のものと思われるものが存分に出てきます。
味付けは以前より、やや正当な日本料理に近づいたと感じました。
やはり、龍吟さん、最高峰のお店の一つです。
外国人の友人を連れて行きました。
料理の説明まですべて英語で接客してもらえます。
素晴らしいプロの接客だと喜んでもらえました。
ディナーで利用しました。
コースにもよると思いますが、私は量が多いと感じてしまいました。
お食事の量やお店の雰囲気は、個人的に「かんだ」の方が好きです。
日本らしさに満ち溢れた心驚かされるお料理の数々お皿 調度品 設え サービスフィロソフィが全てに行き届いている繊細な日本の美しさシーズン毎にお伺いしたい。
友人が一見で予約。
1階でした。
中華みたいな店の雰囲気。
大声で話す品のない客、女性客も、常連ぽい。
友人が、コンファメーションの際にも念押ししたうなぎ、メニューにないから聞いたら初めて「本日は数が少なく、予約の順番に出したのでありません。
」と宣う。
そういうのって、予め言うもんじゃないの?確かにそれなりに美味しい。
でも、二人で94000円払ったら、まずかったら大変でしょ。
値段を考えないほどの、空間、料理でもなかった。
会計を頼んで来ない、10分後に頼んで来ない、5分後に頼んでようやく。
「タクシーはどうなさいますか?」「領収書はどうなさいますか?」接待でしか使われない店になってしまったのね。
プライベートで一見で行ってはいけない。
少し変わった、オリジナルな日本料理が味わえます。
外国人のお客様も多いようで、お店の方も英語、中国語で対応していました。
料理については好き嫌いが分かれるかもしれません。
もちろん美味しいのですが、ミシュラン三ッ星ということでオーソドックスな日本料理を期待するとやや肩透かしを喰います。
そういう伝統的な日本料理にはもう飽きた方向けの、かなり変化球と思いました。
器も素晴らしいのですが、高級店なのに個室ではなく(一部屋だけ小さなものがあるそうですが)、隣との席も近いのはかなり違和感があります。
フレンチの店であればいいのでしょうが、接待向きではありません。
名前 |
日本料理 龍吟 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
03-6630-0007 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 18:00~0:00 |
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
料理の味という意味で、私は飲食店を2種類に分けている。
1つはクラシカルでいつ伺っても安心安定の味を楽しめる店。
もう1つは常に挑戦をしている店。
時に失敗もあるのだが、前者の店にはない驚きや感動を与えてもらえる。
龍吟は後者の店である。
私のような常人のレベルでは一度伺うだけではその真価は測れない。
一皿一皿に込められている素材の力を何度も何度も味わい、料理人の想いにやっと近づいていく気になれる。
龍吟の評としてよく聞くのは「お化粧たっぷり」という言葉である。
私はこれに疑問を覚える。
表面的な華美さ、手の加え方を見て言っているようにしか見えない。
徒に手を加え過ぎない方が最も美味い素材は、そのように提供される。
クラシカルな手法では確かに安定した味や香りが楽しめるが、それによって欠けてしまう風味もある。
臭み、エグみ、そういったものを排除する過程による損失である。
その損失を良しとせずに新しい味の境地に挑戦している結果があの調理であり、寧ろ化粧というより、よっぽど素材ありきの考え方だ。
(と私は思っている)これまでの常識の旨さと答え合わせをするだけではなく、新たな世界に放り出されて自分の舌と鼻のセンスが常に試されているワクワク感が堪らない。
お店でのルールに関しては、「こんなことも言われないと分からない客がいるのか?」と思う人もいれば、「大袈裟に面倒な店だな」と思う人もいるかもしれない。
しかし私は世界に開かれた店として一定のルールというのは必要だと思われる。
逆にあれこれネットや本を調べなくても公式のHPに書いてくれている方が親切だと思いませんか?現地のマナーも分からない、例えばアフリカ某国の一流レストランに私が行くとしたら、公式でちゃんと教えてくれたら非常にありがたく手間が省けると思う。
内装外装に関しては「海外から見た日本」という評もよく分かる。
その中で随所に散りばめられた本物をどう見るかもその人の好みとセンスによりそうだ。
まぁ、好みでなくてもピントやフォーカスを変えればあまり問題ないかな、とは個人的には思うが、これを嫌う人の気持ちも分かる。
サービスに関しては多くの口コミにあるように当たり外れがある…日比谷移転当初よりは変なスタッフは減った印象だが。
概要はここまでとし、ここからは来店した際の詳細を。
日比谷ミッドタウンの7階に位置する龍吟は、専用の直通エレベーターがないため、映画館含め、その他の階に降りる人との乗り合いとなる。
特に映画の上映時間と来店時間が被った際にはエレベーターが混雑する。
プライベートでの使用では初デート以外でこれを気にする人は稀だと思うが、商談などの際には時間に余裕をもって訪れたい。
7階に到着したら、入り口は初来店でも直ぐ分かる。
六本木の時は受付に人がいない時もあったが、日比谷に移転してからはそのようなことは一度もない。
これを実現するためには、受付と案内のスタッフを必ず分ける必要がある。
受付の混雑を防ぐ方法として、案内係を店のキャパにあった人数とする店もあれば、来店時間を小刻みにすることで対応する店もある。
また混雑時の客のストレス緩和のため、受付にコミュニケーションが上手なスタッフを置く店もある。
この入店時にどのような対応をしているかは店の目指す格を分かりやすく表している。
フレンチに比べて、東京の和食やイタリアンはこの部分が弱いことが多いのだが、流石グローバル基準の龍吟である。
こういう話は全てコストに跳ねてくるので、どの格の店を好むかも客次第である。
もちろん龍吟は最上位の格である。
席は全てテーブル席である。
独立した個室、窓側の細長いエリアに設けられた席、窓がないメインダイニング、メインダイニング奥の個室がある。
この座席の振り分けをどのようにやっているのかは私もよく分かっていない。
個室の方が5%サービス料が高い。
テーブルはブビンガの一枚板。
何故、日本の木材にしなかったかは不明。
椅子は肘なしのハイバック。
見た目に反して座っていても疲れない。
ナプキンは縦長で、結構滑りやすい。
姿勢を正しくしていないと膝からナプキンが滑り落ちる。
滑り落ちた際にスタッフに拾ってもらうのが恥ずかしい人は、マナー的にどうかという話もありつつ、縦長を利用して折り目側の布を膝の下に引っ掛けることで防止することも可能である。
縁のないお盆と箸置きの組み合わせにしたのは、京都の和食でよく見かけるようなセットにした場合、海外の人にとってマナーがほぼ分からなくなるからだろうか。
海外の人にとって、この箸置きの存在が店の格に対してどう見えるのだろうと思うことはある。
おしぼりは爽やかな中に少し甘みと酸味がある香り。
あまりこの香りを嫌う人はいないのではないかと思われる。
箸は複数の色の箸箱から自分で選べ、持ち帰ることが可能である。
箱が違うだけで箸は全て同じものである。
むかーしむかしの六本木と異なり、現在はコースのみとなっている。
普通のコースの他に、4-5月は貝尽くし、11-12月はかに料理も用意される。
1-3月はふぐ料理のコースのみ。
これらの他に特別コースを作ってもらったり、通常のコースに好きな品を追加してもらったりすることも可能である。
ドリンクの幅の広さは流石だが、中々のお値段なのでお財布と相談を。
料理は常に進化しているので、過日の一皿一皿のレビューは参考程度に、ここ数年で特に心に残っている料理の写真を投稿しておく。
スペシャリテという言葉を店自体があまり使いたがらないが、鮑の肝ソース、焼き秋刀魚に茄子、鱧茄子椀なんかは巷でスペシャリテと呼ばれることもある。
肝ソースに限らず龍吟の鮑の旨さは、他店の鮑の記憶を塗り替えるものなので、毎年楽しみにしている。
河豚は淡白ではなく、とにかく旨い食材なのだと改めて気付かされる。
いったい何匹の鰻を使ったら、こんな贅沢で旨い鰻の串が出来上がるのかと思うと、鰻の天敵を自称してもいいくらいだ。
すっぽんの唐揚げや海老料理にしゃぶりつく旨さがたまらない。
山菜やキノコの滋味に癒され、貝と花山椒が僅かに出会う季節を楽しむ。
自分たちのためだけに用意された甘味を味わう度に、なるほど他の店よりもはるかに贅沢をさせてもらっているとしみじみと思うのである。
野菜が少なめなのはシェフの持論だと推測するので、そこは相性が合わない人がいるかもしれない。
名としては今や間違いなく日本一の店である。
新興の食事会勢に媚びる店ではないので、日本国内での評価は実力よりも低くなっていると私は思っている。
実は自身でしか分からないので、是非春夏秋冬の全てを一度は味わって欲しい。