KISCO㈱ 東京本社 / / .
大阪市中央区が本社の独立系化学品専門商社。
独立系化学品専門商社内での順位は連結売上高ベースで第6位。
1921年神戸市にて化学薬品卸売業「合資会社岸橋商店」として創業。
1930年株式会社岸橋商店を設立した。
1943年岸本産業株式会社に社名変更。
2007年KISCO株式会社に社名変更した。
化学品、電子部品材料、医薬品原料、建築材料、包装材料などの内需および輸出入を行う商社機能と同時に複合材料(コンポジット・マテリアル、CM)および包装材料の研究開発を行う部署、並びに半導体洗浄剤(EcoPeeler)、LED用封止材(EpiFine)、diX(パラシクロファン)などの製造を行うメーカー群をグループ会社として所有する(実際の製造は各グループ会社及び協力会社にて行われている)。
CVDによるパラシクロファンコーティング(diXコンフォーマルコーティング)による受託コーティング、ESD対策のトータルソリューションサービスなども行っている。
EditForce...ポストゲノム時代の革新的な企業エディットフォース株式会社福岡市中央区天神一丁目9番17号福岡天神フコク生命ビル4階2015年5月に設立されたエディットフォース株式会社は、PPRタンパク質(Pentatrico Peptide Repeat protein)工学技術をベースに、ゲノムにおけるDNA/RNAの編集のための新たなツールを提案します。
EditForceのコア技術であるPPRは九州大学で発明されました。
PPRは自然界に90%のRNA結合種、10%のDNA結合種があり、それぞれRNA用ツール、DNA用ツールを作ることが可能です。
ゲノム編集技術といえばDNAの編集が第一に考えられますが、その下流であるRNAもコントロールできる可能性を秘めています。
EditForceは、両方の技術をもつポストゲノム時代の革新的な企業です。
DNAを改変することなく「トランスクリプトームの編集」と呼ばれるゲノムスケールでのRNAの多彩な編集をPPR技術で提供することができます。
私たちの使命は、様々な生物種のゲノムの改変や研究において新規のDNA/RNA操作ツールを提供することを通じて、PPR技術を製薬、農業産業などの分野を含む広範囲なバイオ産業に広く応用することです。
創業者紹介代表取締役社長 中村崇裕 Ph.D.(九州大学 農学研究院 准教授)名古屋大学大学院生命理学研究科 博士後期課程 修了後、イスラエル工科大学(テクニオン) 、名古屋市立大学にて博士研究員、日本学術振興会特別研究員、科学技術振興機構さきがけ専任研究者を経て 2008年4月より現職。
植物に多く含まれるPPRタンパク質のほとんどが配列特異的にRNAと作用することを発見し、 RNA結合型とその認識コードの解読、およびDNA結合型PPRの発見とDNA認識コードの解読を行っている。
2014年12月よりエディットフォース株式会社設立に携わる。
取締役 白川晃久1997年4月岸本産業株式会社(現KISCO株式会社)入社。
同社第二営業本部にて精密化学品課長、diX事業部副事業部長を歴任。
2013年10月より同社ライフサイエンスカンパニープレジデント。
「自ら作ったモノを売る」をモットーに液晶中間体、化学品の受委託製造や、 コーティング事業の海外拠点の立上げ、Mu0026A案件などに携わる。
2014年12月よりエディットフォース株式会社設立に携わる。
経営陣代表取締役 中村崇裕 Ph.D (九州大学 農学研究院 准教授)取締役 白川晃久 (KISCO株式会社)取締役 岸本剛一 (KISCO株式会社 代表取締役)取締役 吉本泰雄 (KISCO株式会社 執行役員)取締役 宇佐美篤 (株式会社東京大学エッジキャピタル プリンシパル)投資企業KISCO株式会社、UTEC支援企業・団体KISCO株式会社、九州大学2013年ゲノム編集の新技術CRISPR/Cas9クリスパー・キャスナインシステムが実用化された。
CRISPR/Casは細菌や古細菌がウィルス感染を防御するために発達させた免疫防御システムである。
このシステムは現九州大学教授の石野良純らによって発見された。
細菌はバクテリオファージなどのウィルスにより感染され殺される危険に脅かされている。
細菌のCRISPR、Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeatsシステムは、侵入したウィルスのDNAをバラバラにし、その中で特定の塩基配列をもつ断片を細菌自身のゲノムに取り込む。
こうすることで、それぞれの種類のウィルス特有DNA塩基配列、つまり、IDをコレクションし記憶することができる。
すでに侵入したことのあるウィルスが細菌内に再度侵入すると、細菌がもっているウィルス・コレクションDNAから写しとられたコピー(RNA)がその侵入ウィルスのDNAを照合して見つけ出す。
RNAにガイドされて一緒にやってきた酵素Casタンパク質が、そのウィルスDNAをちょん切ってやっつけるという仕組みである。
Doudna博士とCharpentier博士の研究室は、CRISPRシステムのタイプ2に着目。
このシステムを人類が利用しやすいようにするため改良・シンプル化を試みた。
こうして確立されたこのゲノム編集技術CRISPR/Cas9システムは、様々な生物の遺伝子を改変することを可能にした。
ガイドRNA鎖と酵素Cas9が一緒になってターゲットのゲノムDNA上の塩基配列を認識して切断する。
ガイドRNA鎖の塩基配列と対応する配列(と隣接するPAM配列)をもつゲノムDNA上の位置が認識され、そこでCas9によってこの場所が切断される。
このとき切断されたゲノムDNAは修復されるが、このときにDNA塩基配列の一部が欠損したり他の配列が挿入されて変異がおこる。
挿入したい外来遺伝子をCas9らと一緒に細胞内に注入すると、狙った場所にこの外来遺伝子を入れることもできる。
CRISPR/Cas9システムの長所は、ゲノムDNA上の狙った場所の塩基配列をもとに、これに対応する塩基配列をもつRNA鎖を設計できることだ。
この他のゲノム編集ツールとして使用されていたZFNやTALENでは、酵素がDNA塩基配列を認識していた。
酵素はタンパク質であり、これを特定のDNA配列を認識するように設計するのは、ひじょうに手間と時間がかかる。
CRISPR/Cas9で使われるRNA鎖を設計するのはこれに比べて格段に簡単なのである。
ちなみにCRISPR/Cas9システムの特許は現時点でMITのZhang博士が保有している。
だが、特許申請はDoudna博士とCharpentier博士の方が早かった。
Zhang博士の方が後出しだったわけだが、ファスト・トラックを使いDoudna博士とCharpentier博士よりも早く特許を取得してしまったのだ。
Doudna博士とCharpentier博士は米国特許商標庁に再審査をするように申し立てているが、Zhang博士はずっと前からCRISPR/Cas9システムのアイディアを実験ノートに記しており、自分が特許保有者にふさわしいと主張している。
特許をめぐり研究者どうしの泥沼合戦が現在進行中であるが、ノーベル賞にはDoudna博士とCharpentier博士のみが受賞するのではないかと見られている。
名前 |
KISCO㈱ 東京本社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3663-0251 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金] 9:00~17:20 [土日] 定休日 |
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評価 |
4.5 |
Good one