ロックゲートに行った後に伺いました。
古城の雰囲気で惹かれます。
周りには蝶々が飛び交っていて、子どもと昆虫採集に来ました。
近くにはいつからか、シーラカンスのような巨大なオブジェが!
とても素晴らしい建築物です。
説明板には下のように書かれました。
この建物は、その昔、小松川閘門と呼ばれていました。
閘門とは水位の異なる二つの水面を調節して船を通行させる特殊な水門のことです。
川は、現在のように車などの交通機関が普及するまでは、大量の物資(米、塩、醤油など)を効率よく運べる船の通り道として頻繁に利用されました。
ここは、その船の通り道である荒川と旧中川との合流地点でしたが、たび重なる水害を防ぐために明治44年、荒川の改修工事が進められ、その結果、水位差が生じて舟の通行に大きな障害となりました。
この水位差を解消させるために昭和5年、小松川閘門が完成し、その後、車などの交通機関が発達して、舟の需要が減少し閉鎖に至るまでの間、需要な役割を果たしました。
本来、この閘門は、二つの扉の開閉によって機能を果たしていましたが、この建物はそのうちの一つで、もう一つの扉は現在ありません。
また、この建物も全体の約2/3程度が土の中に埋まっていて昔の面影が少ないのですが、今後、この残された部分を大切に保存して周辺地域の移り変わりを伝えるのに役立てる予定です。
旧中川と荒川の合流地点だった場所。
殆どが埋まってしまっていますが当時のまま残されています。
旧中川から見るとどれだけ大きな閘門だったかがわかります。
近くにある「平成橋」に当時(昭和30年頃)の状況を描いた道路絵がありました。
名前 |
旧小松川閘門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3652-1151 |
住所 |
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評価 |
3.4 |
盛土された公園内に上部が解体されず残してあります。