里見公園全体が城跡だったのでしょう。
国府台城跡のある里見公園は里見義弘が小田原北条氏を迎え撃った古戦場です。
城跡の遺構は空堀、土塁が一部残っていますが、めぼしいものはありません。
土止めの石垣ももちろん公園化されたときのもので、ちゃんと説明版に書かないと、戦国期のものと誤解されますね。
投稿写真でも石垣の写真が多数ありますね。
それなりに古格のある石組ですが、史跡としての価値はありません。
第2次国府台合戦では里見氏は大敗して一族の里見広次や重臣の正木大膳ら多数の家臣が戦死したとされています。
公園内には里見軍将士の供養塔が後世のものですが3基建っています。
この戦いで里見氏は下総の大半を失い、ほぼ安房一国を領有するのみとなりますが、その後はやや勢力を挽回し、名門里見家の家名をよく保ちました。
常陸の佐竹氏、下総の結城氏と共に北条氏の関東経略に抵抗して生き残った数少ない大名です。
第2次国府台合戦の詳細な経過は一級の史料が皆無で、江戸時代中期成立の「関八州古戦録」などの軍記物に書かれているだけで、正確にはほとんど何もわかっていません。
ここの説明版ももちろん信用できる史料に基づいたものではありません。
里見方の死者5000人は全くありえません。
里見方の動員兵力はせいぜい数千人ですから、全員討死したことになってしまいますね。
里見広次や正木内膳の名も「江戸名所図会」などに見られるのみで実在を証明できません。
後世の諸書に書かれた内容が全く同じですから、ネタ元は一つでしょう。
また「正木内膳」ではなく「正木大膳」が正しいと思います。
すっかり公園になっています。
奥の方に切りとうし、空堀らしきものはみうけられ、お城と関係ない石碑の元に石垣がありますが、多分違う時代の物だと思われます。
地形だけは川沿いの崖の上で城跡の雰囲気はあります。
30台あまり停められそうな無料駐車場もあって、ぶらりと散歩を楽しむには最高の公園だと思います。
春は桜、秋はバラ、花のシーズンは混むようですけど、東京近くにあって、気軽に自然を感じられるスポットです。
1478年(文明十年)扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎ)の太田道灌が国府台に陣を敷いた際に築いた野城が国府台城の起源とされる。
道灌はこの国府台から境根原(さかいねばら:現在の柏市)へ出陣し、千葉孝胤(ちばたかたね)と合戦に及びこれを撃破した。
のちの戦国期においても、この国府台城は下総平野を見渡す台上にあるため地の利を得るため争奪の場となった。
戦国末期の1564年(永禄7年)には駿河の北条氏康と安房・上総の里見義堯(よしあき)が戦った「永禄の合戦」の舞台となった。
里見氏はこの戦いに敗れて安房に敗走し、北条氏は国府台城を戦国期の城郭として改築した。
国府台城趾は標高20~25mの下総台地の西端に位置し、現在の里見公園の中に土塁などの遺構が残っている。
【記:2021年8月16日】
すみません。
里見公園の事を書いてしまいました。
m(_ _)m桜は、満開を通り越して一番の見頃は、もう終りかなって思いました。
伺ったのが4月1日です。
園内売店では、焼きそばが確か600円ぐらいで売っていました。
他にも軽食が売ってましたがあまり期待しない方が良いかと思いました。
子供連れや家族で結構賑わってました。
城跡が森の中にあって雰囲気抜群です。
詳しい説明も書いてあるので予備知識がなくても楽しめます。
園内に古墳などいくつか史跡も点在しているのでじっくり見て回れますし、それほど大きな園でないのでさっと見ることもできます。
四季折々の花が楽しめる里見公園は国府台城跡でもあります。
下総国の高台から川の対岸を臨む要衝の地。
数々の合戦が行われた現場であった事を忘れさせる程静かで綺麗な公園です。
下総国の国府があったこの地は国府台という地名に残っている通り、千葉県の中心地だったのです。
大部分は上総国総社跡や大学側は開発で城遺構は消え失せたが、こちらの里見公園の中に曲輪や大きな空堀が一部残り城跡として散策に来る価値はある。
又、国府台城の江戸側の山裾は裾切りされ切岸の城壁化され相当西側は堅かった事が今も解る。
羅漢の井を含め水源地でもあり、正に籠城に適した要害だった事が解る。
個人的な意見としては、江戸時代の地形が残る明治初期の迅速測図も確認したのだが羅漢の井の前の車道は恐らく大堀切の跡だろう。
迅速測図でも道に成っているので堀切であり河原の外郭に降りる堀底道として機能していたかも知れない。
無論推測。
里見公園駐車場の芝生の傾斜に沿って城跡に良く見る土砂の体積で埋没した空堀跡の様な長く窪地地形が続くが、恐らく窪地地形が昔の河岸だった様に迅速測図と照らし合わせると見える。
この形が城跡としての遺構かは解らないが江戸時代には河原に突き出した曲輪の様な形に土手が有るのが迅速測図で解るので、これも或いは渡河を阻止する城の外郭にも見える。
一応、農業環境技術研究所の現代地図と迅速測図の比較も参考に投稿するので興味の有る人は見て欲しい。
国府台城域の里見公園や城跡の消えた大学内には旧国府跡に相応しい立派な石室や盛土の残る古墳が現存し大切に保存されている。
里見軍将兵の供養塔もあり、戦国ロマンを十二分に感じられた。
城址として余り期待せずに訪れたが周辺含めて意外に見所も有り有意義な散策を楽しめた。
ここに城があったの??誰かのクチコミにな〜んも無い所・・・に対し、あなたは無知、無教養を公言していますのクチコミあり。
今の私はまさに、そのとおり。
皆様のクチコミにより城🏯があった事知りました。
とても恥ずかしい。
太田道灌様や北条氏康様やおおぎがやつ上杉様の名前を見るだけで気持ちはまさにワクワク、ドキドキ💗もう少し私も勉強します。
友人宅へ久しぶりに行った❗『桜祭』をやっていたので見に行ったな~屋台で焼きそばと焼き鳥食べた❗寒くって、途中『とん汁』食べたよ。
旨かった👍
国府台を舞台に太田道灌が北条早雲の孫の北条氏康の戦を退けます。
北条氏康に 踊らされという悲しき結末。
太田道灌が築いた江戸城は何処だったのでしょうか❓文武に優れて。
築城も出来た。
太田道灌をいかせきれなかったことは残念です。
末期症状という言葉では片付けられません。
もう少し太田道灌の活躍があれば。
おおぎがやつ上杉が太田道灌を重要視すれば違っていたかもしれません。
太田道灌由来と言われる。
空堀も、わかりやすい。
城があっただけに、見晴らしもいい。
今は、一部だけが保存されてるけど、周囲を広く歩けばある程度の規模はあったことはわかりますよ。
夜泣き石はぜひ見てください。
矢切駅から松戸街道を歩いて15分ほどの所にある江戸川沿いの里見公園内に、石碑のみが立っている。
墨田区在住の知り合いによると小学校時代の遠足でここへ来たそうだが、平日はとても静か。
かつてここを治めた里見氏は北条との戦で滅亡したそうだが、『南総里見八剣伝』としていまもその名が伝わっている。
国府台の地名のとおり、かつて下総国の国府が置かれた場所であり、さらに遥か古墳時代から要衝として栄えたとされている。
実際、園内には前方後円墳もあり高台にあるこの地が、かつて信仰の対象だったこともわかる。
下総台地の西端に位置するこの場所はとにかく展望が良い。
江戸を見下ろせるから城が解体されたというのも、実際に訪れてみると納得できる。
広重の名所江戸百景では「鴻の台」の字があてられているが、今も浮世絵の構図に近い風景が見られるのが嬉しい。
名前 |
国府台城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
里見公園全体が城跡だったのでしょう。
石垣が何ヶ所か見えます。
その頃のものなのでしょうか?