隠れた場所にあって、ある事を知らない人も多いかも。
法華経寺が所有する重要文化財64点を保管するために昭和六年に建てられました。
設計は東京帝国大学教授の伊東忠太、構造は東大安田講堂や港区の公衆衛生院を設計した内田祥三(うちだよしかず)です。
少し離れた林の中に忽然と現れ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
形態はストゥーパ(お釈迦様の遺骨を納めた塔)のように見えるが、写真にとってアップした説明板にあるとおり、基本的には日蓮宗における最重要文化財を保存するための建造物であるとのこと。
日蓮上人真筆の『立正安国論』などが、どんな災害にも遭わないように、鉄壁の守りをしている倉庫である。
収蔵物は、毎年11月初旬に公開されるようだ。
冬の週末に訪れたが、中山法華経寺に参拝した人々が、ぱらぱらと訪れている感じ。
仏教のふるさとインドを忍ばせ、青空を背に立つ姿は、非常に堂々たるものである。
【ロケーション】JR総武線下総中山駅から徒歩約10分、京成本線京成中山駅から徒歩約5分【その他】日本の寺院に似つかないイスラム風の建物ですが、この中に国宝の立正安国論や観心本尊抄が保管されているのだそうです。
建築界初の文化勲章を受賞した伊藤忠太氏が設計されたようです。
その建物だけ洋風の作りだったので印象に残りました。
お寺の敷地の奥の方にあり、林の中に隠れるようにたたずんでいるので見過ごしてしまうかもしれませんが、中山法華経寺に行かれた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
また、年に一回(11月)に中に入れるようです。
なお、中山法華経寺では4月と11月に骨董市を開いていて、一度行ったことがありますが、そのときはお宝的(自分としては)なものを発見して嬉しかったですね。
また行ってみたいです。
境内は質素で素朴な感じでしたが、五重塔や立派な門等もあり、かなり由緒あるお寺のようですね。
あと、祖師堂の近くある銅像(日常聖人)は、作者はわかりませんがすごい作品だと思います。
厳しそうであり、優しそうでもあり不思議な感じを受けます。
名前 |
聖教殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
隠れた場所にあって、ある事を知らない人も多いかも。