馬頭観音周囲の桜がとても綺麗でした。
近世以降は馬が移動や荷運びの手段として使われることが多くなり、馬が急死した路傍などに馬頭観音が多く祀られ、動物への供養塔としての意味合いが強くなったそうです。
今回のように競馬場の近くに祀られているものは、レース中や厩舎で亡くなった馬などの供養に用いられています。
中山競馬場の裏にある馬頭観音。
もちろん、競馬場より歴史は古いだろう。
馬頭観音は、もとはインドの神様で、ウマの頭で忿怒の形相物凄い仏様だが、日本では中世からウマの守護神と考えられて、主要な道の路傍に石碑が立てられるようになった。
船橋から内陸の鎌ヶ谷あたりは、幕府の「牧」(特に馬を生殖させる牧場)が広がっており、下総の人々にとって、ウマは親しくまた大事な家畜だったと思われ、小さな馬頭観音の碑が各所に見られる。
船橋法典駅から徒歩15分位、中山競馬場の壁際にあります。
年代は江戸時代から昭和にかけて作られています。
大きな石塔が正面に三基、小さな石塔が左右に数基づつ並んでいます。
船橋は馬頭観世音の石塔が多くあり、農業へ貢献した馬のために建てられたものでしょう。
また、昭和に建てられたものは戦争で犠牲になった馬たちのためと思われます。
名前 |
馬頭観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
馬頭観音周囲の桜がとても綺麗でした。
混雑もなく、ゆっくり散歩しながらお花見できました。